内容説明
1643年5月の夕暮れ、フランス国王ルイ十三世は死の床にあった。その密命を受けた枢機卿マザランは、馬車に大金を積ませて王宮を出発する。だがポン・ヌフの橋までやってきた時、一人の男をはね飛ばした。これがブルボン王朝を震撼させる事件の幕開けとなったのだった。フランス史上最大の謎といわれ、バスティーユに記録を残した秘密の囚人・鉄仮面の正体をめぐる愛と陰謀の歴史ロマン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナジィ
2
高校の世界史で出てきた懐かしの名前がたくさん出てきた。後半の盛り上がりに期待!2016/03/12
なかがわみやこ
2
えええええ?ってくらい偶然が繋がる。いくらないがしろにされてたって、そんなに気軽に王様って会えるもの?逆に大事にしまっとくものでは?2010/09/14
ゆぼ
2
いや~ ハプスブルグの宝剣も楽しかったけど、こちらのほうがもっと楽しいです。藤本氏にかかればブサイクな人も格好良くみえてしまうとこがビックリです!笑 ジェームズとマリエールのハッピーエンドを祈ります>< (下巻の帯見ちゃったんだよね;; なんとなく予想できてしまって悲しい瞬間でしたb)2010/03/01
なるー
2
女の執念おそるべし。2008/12/29
ねえ
2
コバルト文庫出身っていうのも納得、キャラクターが個性的で強力な小説だった。どこまでが本当でどこからがフィクションなのか、世界史に疎いので境目が曖昧なのも面白かった。2009/01/25
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