内容説明
“人類最終試練”の魔王アジ＝ダカーハとの死闘を終え、戦後処理に励む“ノーネーム”たち。箱庭に大きな転機が訪れようとするなか、十六夜たちの前に現れたのは――!? いま、究極の進路相談が始まります！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
58
魔王アジ＝ダカーハとの死闘から三ヶ月経ち、問題児達にそれぞれ転機が訪れる話。問題児たちのルーツ、フェイスレスの正体と今回で第一部完となるだけあって、明かされる真相はどれも衝撃的なものばかりでした。特にフェイスレスの正体は完全に予想外。問題児たち3人がそれぞれ新たな道へ歩み始めた訳ですが、パワーアップした彼らが大暴れする姿を早く読みたいですね。第二部も楽しみです。ただイラストが変わるのは残念だなぁ。天乃有さんお疲れ様でした。2015/03/31
Yobata
45
人類最終試練,アジ=ダカーハとの決着から3ヶ月。新たなギフトゲームなどに挑み、徐々に日常を取り戻しつつあるノーネームだったが、ジンの不在,十六夜の葛藤など不安を抱え、問題児たちに転機が訪れようとしていて…。第一部完。問題児たちがそれぞれの道へ歩み出したね〜。不本意な形で勝利を収めたことによる十六夜は、運命に左右されてしまう自分の存在に悩み、ギフトゲームには全力じゃないし,世界を革新する精霊列車には慎重,戦闘力にしても弱気発言とかなりらしくなかったけど、叱咤激励もあり吹っ切れて良かったよwその最大の→2015/03/31
クロウ
28
問題児たちに訪れた変化と、進むべき道を描く、第一部最終章。及び答え合わせ、タネあかし。第2部があるとはいえ、最後であることには変わりなくて、やはり物寂しさを感じるが、それ以上に『この先』に期待が高まる。問題児3人はそれぞれ別の道に進むことになり、それぞれ新たな生活が始まるのだと思うとワクワクが止まらない。ということで、第一部完結。お疲れ様でした！！2015/04/01
わたー
27
★★★★★第一部最終巻。十六夜とアジ＝ダカーハに関する考察、フェイスレスの正体が明かされるとともに、問題児3人の新たなる旅立ちとなる内容だった。個人的には飛鳥とフェイスレスの話にもっと紙面を割いてほしかったり、3つの伝説を打ち立てた耀のイラストが欲しかったりしたが、第一部完結巻としては十分な内容だったと思う。イラストが変更になってしまうのは残念。第二部で主人公が交代するとしても、それぞれの道を歩み始めた3人の活躍が読めることを期待したい。2015/04/02
真白優樹
27
死闘から三か月、問題児達に転機が訪れる今巻。・・・今回は第一部総決算といった印象でありこれまで明かされてこなかった様々な秘密が開示され総決算となる戦いが巻き起こる。・・・やっぱり皆のレベルアップは結構すごい所までいっていたのか。それと十六夜君も腑抜けから立ち直ったようで何よりである。・・・それと蔵の騎士の正体がまさかあれだとは。予想もつかないとはこのことである。・・・そして問題児達はそれぞれの道を選び進んでいく。・・・旅から帰ってきた時、強くなっていたりするんだろうか。 何にせよ次巻も楽しみである。2015/04/01
