内容説明
【打倒!魔王!】を掲げた弱小チーム“ノーネーム”に届いたのは、北の“火龍誕生祭”への招待状。魔王襲来の予言があり、東のフロアマスターである白夜から参加を要請されたのだ。「それ、面白そう!」と黒ウサギを置いて北へ向かった問題児たちから「今日中に私達を捕まえられなかったら、3人ともノーネームを脱退するから!」という手紙が!? な、何を言っちゃってるんですかお馬鹿あああ──!!! どうする黒ウサギ!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
66
前作は一気読みできたがこの2作目は粗さが悪目立ちし、前半は正直かなり読みにくかった。にしても作品の持つ勢いは健在でラストスパートは読ませる。この勢いを保持したまま、語り口や描写がレベルアップしていくことを期待。2011/07/05
コリ
58
表紙の飛鳥を凌ぐ十六夜の存在感の強さがハンパじゃないな、コレ(笑)飛鳥も耀も、普通のラノベだったら主役として十分活躍出来るキャラなのに、十六夜や黒ウサギの前だとやや霞むのが本当に惜しい。ま、その分二人については今後の成長に期待って事で(笑)ちなみに今巻で一番気に入った挿絵はP67でクレープ食べてるレティシア(笑)これはこれで色んな意味で反則(笑)2011/07/11
蛇の婿
38
物理的に脆弱であったお嬢様のパワーアップ巻。ハーメルンの笛吹きに関しての伝承の解釈についてはなかなか面白く読ませて頂きましたww。…このままだーっと行ってばーっとやるのもいいのですが、出来れば「黒ウサギは何故このコミニュティに協力しているのか」「十六夜のスペックはどのへんまで高いのか、単なる肉体強化とも違うようだし本質は何か」などの続発する幾多の謎に少しでも回答を与える話が欲しいところです。…次巻当たりそうするつもりなのかしら…このシリーズ、とても期待しています!www2011/08/29
Yobata
35
北のお祭りに参加するべく、逃走した問題児達とそれを追ってきた黒ウサギ達。そこでは、階層主権者就任によるギフトゲームが行われ、ノーネームも参加していたが、なんと魔王の乱入が…。今回はお嬢様飛鳥回。最後の飛鳥と130人の精霊の件は泣けたね…単純だったけどwんで、十六夜のチート具合がもうハンパないねwどんだけ強くてどんだけ頭良いのw?ついに魔王のペストちゃんが登場したけど、黒ウサギちゃんと十六夜のチート力で瞬殺粉砕wペストちゃんかわいそうwwハーメルンの謎解きもなかなか面白かったよ。2013/01/03
ナカショー
26
飛鳥回そして、十六夜の謎解きが1巻以上に光る第2巻。ハーメルンの笛吹きについてガッツリ考察しつつ飛鳥も新しい力を手に入れてパワーアップ。十六夜だけでなく他のキャラにもしっかり焦点が当てられていて良かったです。次巻も楽しみです。2016/12/19