内容説明
幻獣が多く住むという南の“龍角を持つ鷲獅子”連盟から届いた収穫祭への誘い。問題児たち3人は南へ何日行けるかの権利をかけ、ゲームで争うことに! ゲームの結果、南へ向かった黒ウサギ一行は、新種の植物ブラック★ラビットイーターに遭遇した。黒ウサギが触手に襲われる!? なんて遊んでいたら、南を一度滅ぼしかけた魔王の残党である巨人が襲ってきて! そしてノーネームに残った問題児(誰だ!?)の秘密が明かされる!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コリ
57
十六夜の「森に湖がないなら川の流れを変えて造ればいいじゃないッ♪」には笑った笑った。初っぱなから暴れるなぁ(笑)今回一番驚いたのは十六夜のギフトについて。…あれで表層部分ってどんだけだよ!!??(笑)飛鳥と耀だけでなく十六夜もまだまだ成長段階とは…。あと、倒した相手が条件次第で仲間に、ってのはいいシステムかと。そして早速白夜叉のエロスの餌食になってる彼女達が不憫可愛い(笑)個人的に十六夜とレティシアのやり取りがすごく好き。2011/10/31
Yobata
32
南のコミュニティから招待を受けて収穫祭に参加することに。しかし全日参加できるのは1人だけなので問題児達はゲームによって決めることに。それにより飛鳥,耀は南でゲームに臨み十六夜はレティシアと残り自身の昔話を語る。後日南に到着した十六夜の目の前でレティシアが攫われ空に巨大な龍が現れる!今回は十六夜が暴れ回らないからあんまパッとしなかったね。白雪とのゲームしてる序盤が面白かった。巨人なんて瞬殺してくれんのにねw今回は耀がメイン?心情がいじらしいねw最終に龍が出現し新たなゲームが始まる。巨龍タコ殴りにすんのかな?2013/01/04
トイプー
32
「ああ、大好きだぜ。一生涯を腐りながら過ごしてやれる程度にはな」。……個人的に、この台詞には十六夜が故郷に感じていた万感の思いが込められていたと思う。何時も楽しそうにヤハハと笑っていた彼の仮面の裏で、世界の神秘に裏切られたという哀愁が胸にあったんだろう。それでも彼は今の世界には素晴らしいものがあふれているのだから、それでいいじゃないかと、笑って腐り果てる心積もりがあったんだろう。彼の戦闘能力なんてのは結局、魅力の1割も担わない。作中で圧倒的な存在感を放ち続けている理由はきっと、この生き様にこそあるんだなあ2011/11/21
蛇の婿
31
今回は表紙でもある春日部耀の巻…と見せかけて、やっぱり主人公の逆廻十六夜の話なのでありましたwwとりあえず、祝、ペスト復活です。前巻で気に入ったキャラだったので、是非はともかく、復活は単純に嬉しいですね。そしてなにより感心したのは山高帽、燕尾服の「バロン」です。記憶に間違いなければ、ブゥードゥーの神のはず。このセンスは素晴らしい…さて!さて!それでは、次巻こそ春日部さんが大活躍してくれることを期待しましょう…!2012/04/27
ナカショー
22
過去編。十六夜がアレで全然力を使いこなせてないと知って驚愕してしまいました。そして、十六夜を箱庭に連れ込んだ張本人がこれまた意味深なキャラで今後どのように関わっていくのか楽しみです。次巻も楽しみです。2016/12/19