ポプラ文庫クラシック<br> 怪盗ルパン全集(11) 三十棺桶島

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ポプラ文庫クラシック
怪盗ルパン全集(11) 三十棺桶島

  • ISBN:9784591118184

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内容説明

ベロニクは、見知らぬ土地で見つけた自分のサインに導かれるように「三十棺桶島」と呼ばれる島へたどり着く。
恐ろしい陰謀に巻き込まれたベロニクを救い、島にあるという人間の生命を自由にあやつる「神の石」の謎をとくため、ルパンがスーパーマンのような活躍をみせる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とんこ

17
子供の頃強烈に印象に残ってた本を発見し、借りて読了。表紙が懐かしい!怪しいタイトルに、グイグイひきつける前半の展開。横溝正史的な島の惨劇。ドルイドだのドルメンだの神の石だのいう単語の引力もいい。ルパンは途中からしか出てこない。大人になって読むと全体に「そうはならんやろ」みたいなとこいっぱいあるんですが、それでも読み切らせる勢いと雰囲気がある。ルパンシリーズ未読が多いんで他のも読んでみたい。2023/07/16

ホームズ

12
新潮文庫版を読んだので読んでみました(笑)子供向けってことなんでやはり読みやすいですね(笑)物語も単純になっているのでこちらの方が冒険活劇のようで楽しめるかも(笑)2011/08/24

rigmarole

10
印象度B+。復刻版のこのシリーズを読むのも11作目になりますが、期待を裏切らない面白さと読み易さです。これは多分に南氏の文章力によるものでしょう。流れるようで、遅読の私も話の展開に引き込まれて、気付いたら何十頁も読み進めていました。折しも先日原作の翻訳が光文社から出たので、それと比較して、南氏の創作がどのくらいあるのかを確認したいところです。本作は特に不気味でスリルがあります。古代のケルト人の伝説に拠り所を求めるあたりの作者の想像力も素晴らしい。ただ、その意味では例えばヴェルヌの『地底旅行』の方が上か。2025/06/21

優さん@はいカード

2
幼い時に読んだ気もするルパン全集より。とにかく「三十棺桶島」という物騒ではあるがミステリ的に気になるタイトル。そして物語の冒頭も、ヒロインが映画を見てたら1シーンで書いた覚えのないサ自分のサインを見つけ、現地へ向かうという実にそそられる筋書き。 そして起こる連続殺人や、謎の事件(それらには一応解決はあるが、ご都合主義と思わなくはない) しかしルパンがここぞという場面で登場し、以降は独壇場。彼のドラマチックな華やかさの前には、多少のことは目をつぶり、とにかく勧善懲悪に拍手喝采であります。2025/07/31

シン

2
小学生の頃に夢中で読んだシリーズ。これは妙に記憶に残っている。タイトルがすごかったからだろうか。2010/05/12

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