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内容説明
カンナエでの大敗の後、ローマ軍を率いる猛将マルケルスの下で、スキピオはノラの戦いに臨む。スキピオが提案した作戦とは…!? 一方カルタゴでは、不満を抱くマハルバルがハンニバルとの対立を深めていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マリリン
22
カンナエでの敗戦後、両軍とも混沌とする中で、スキピオの一言が光る。「ハンニバルに勝る者は、ハンニバルしかいない、ならばハンニバルになればいい…ハンニバルの戦術を盗み、それを応用する。」 そしてノラ攻防戦でローマ軍はようやく一矢を報いる。ハンニバルの作戦を痛烈に非難するマハルバル。月明かりの下で幼馴染のマゴーネと本音で語り合うハンニバルの姿が印象的だった。マハルバルを更生させることが出来れば、戦局は更に面白くなりそうだ。2019/02/19
aisu
15
スキピオの顔つきも変わったが、ガイウスの成長物語もあるのか。びっくりしたσ^_^;スキピオとマルケルス。属州ノラの事情。カルタゴの事情(最前線で戦っている者からしたら、酷い話だ…ローマもそんなのだけどな…)ハンニバルと幼馴染との会話…2015/05/02
さとみん
9
全てが上手くいく人生を送れる人は滅多にいない。ハンニバルに逆風が吹いてきた。しかも自分が使った手によって。でも今回一番驚いたのは彼に友人として話せる相手がいたこと!会話の中身も意外だったが。2015/03/19
フカミ
8
ローマの剣登場。なにげにガリア王のヘルメットが似合ってて良い感じの頑固オヤジに仕上がっている。そして次回はシラクサ攻防戦か?ヘウレーカと言う傑作漫画があるだけに、後出しの本作作者さんは岩明バルカ先生を超えなきゃならんのか!頑張れカガノ・アフリカヌス!2018/04/17
getsuki
8
ハンニバルが優秀なのは間違いないが、肝心の本国カルタゴが一枚岩ではないのが痛い。ローマはようやく貴重な勝利を手にし、スキピオの才が芽生えつつあるのが面白い。ガイウスは仇討ち出来るのかなぁ……相手は問題はあるがハンニバルも認めるマハルバルだよ……?2015/04/20