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内容説明
紀元前216年、夏。最大の危機がローマを襲う。 ヴァロとアエミリウス、二人の執政官に率いられたローマ軍は、カンナエの地でハンニバルと相見えることに。これまでと同様の、地形を利用した包囲戦術を予想したローマだったが、ハンニバルには別の狙いがあった…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
流言
35
伝説の決戦カンナエの戦い。名前は知っているが実態は知らなかったため面白かった。ハンニバルの戦術眼とローマのわかってはいてもハンニバルに抗しきれない、それどころか見えない恐怖に分裂する様が強く印象に残った。ヴァロを執政官にせしめるという長期的な視点にたった戦略を敷き、圧倒的なカリスマを武器に部隊を牽引するハンニバルと衆愚政治に振り回され後手後手に回るローマ。ハンニバルの格が違う恐ろしさは充分に描かれているので、そろそろスキピオの派手な活躍が見たいところだが、史実をベースにしている以上そう上手くはいかないか。2015/08/18
マリリン
21
「カンナエの戦い」が始まった。ローマ軍がハンニバルの作戦を読んだかに見えたが…。負傷したアエミリアスがスキピオに託したお守りは、娘の手元に届くのか。陽動(本当の意図を敵に悟られない作戦?)決行に十分な水量の川を感じ、決戦の地カンナエへと向かう。戦局はどのように変化していくのか楽しみだ。2019/01/17
aisu
10
カンナエの戦いへ。「まるで巨大都市みたい」なローマ軍の陣営の俯瞰図とか、あ、こんなのか〜と実感?そら、何万人もいるんだもんね。マンガならではです。ミヌキウスがいい奴になってる…だが‼︎(>◇<)2015/05/02
鈴
7
ローマ史=アルプス越えしかなかった自分には、これまでの展開は新鮮だったが、そんな自分でも聞いた事があった『カンナエの戦い』段々ローマ人が何と戦って居るのかよく分からなくなって来た。もちろんハンニバルなのだけど、そんな強敵に相対す前に、自国でやる事があるだろうよと。そしてハンニバルも、結果として勝利しているから伝説なのだろうが、戦略的に結構ギリギリ。運を味方にしているのも英雄の証か。ローマの一体感の無さが目に付いて、ハンニバルが脇役に見える。絵の上手さがかなり活きてる。2018/10/21
645
7
カンナエの戦いに本格突入したがローマ陣営の手詰まり感が漂う。戦いにおいて“数”というのは一番の脅威・武器であるが、歴戦の勇姿に学ばなければ烏合の集となるのは当然の帰結。船頭多ければ船は進まずと言った所か。個人的にはヴァロは無能ではないと思うが、猪突猛進なただの羊はハンニバルに相対する事は出来ないという事。“観察”を常とするハンニバルの戦術は先手後手に関わらず正しい道を進む。配下の信頼も厚く一見関係ないと思える事にも耳を貸す彼の存在が未だ一つ抜け出ている。スキピオとの邂逅は何時なのか?続きが非常に気になる。2014/02/25
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