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内容説明
2019年のラグビーワールドカップ日本大会で、日本代表は見事ベスト8進出を果たし、「ONE TEAM」というフレーズが日本を席捲した。しかし、ジェイミージャパン発足の頃は、チームは必ずしも一枚岩ではなかった。様々な国籍の選手が混じり、日本人の間でもプロ選手とサラリーマンが混在。ジェイミーへの不満を口にする者もいた。このチームがいかにして真の「ONE TEAM」になったのか、日本代表強化委員長であり、ジェイミー・ジョセフ氏の盟友でもある著者が明かす。さらに、今後の日本ラグビー強化策、自身の名城大学時代、宗像サニックス時代のリーダーシップについても語る。 (目次より)3トライ松島幸太朗の図太さと優しさ/「アイルランド代表には絶対に勝てる」という確信/結束や理解を促す複数のミーティング/メンタルコーチの手腕/ジェイミーと私が仲良くなったわけ/中京大学のリーグ連勝記録を133でストップさせる/若手を育てるシステムの構造的な課題
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HaruNuevo
6
来週末からトップリーグ開幕ではあるものの、コロナ禍でリーグ完走出来るのかは今の時点ではわからない。サンウルヴズの解散もあり、代表レベルの強化策の見通しが立たない状況で、ジェイミーの手腕がもう一度問われることになるのかな。RWCまでの道のりの舞台裏がよくわかる一冊だった。2021/01/08
k sato
3
日本人の気質を理解し、日本人にしか成し得ない戦術を組み立てたれたことが勝因だった(only one)。つまり、準備が如何に大事かということ。あるオリンピック金メダリストは、連覇できなくなった理由は、準備に慢心が生まれたことだとテレビで語っていた。これはスポーツだけでなく、仕事にも通じるなぁ。2020/08/16
すいどん
2
会社でもよく聞く「One team」のルーツを知って仕事に活かそうと思って読んだ本。そういう観点からいうとあんまり身にならなかったかなとは思うが、読み物としては面白かった。2023/03/02
Masahiro Tanaka
1
現日本ラグビー協会の強化委員長、2019年ラグビーワールドカップ当時の強化副委員長だった藤井雄一郎氏の一冊。ジェイミー・ジョセフヘッドコーチとともに日本代表強化に携わることになった経緯、チーム立て直しの経緯がつづられている。強いチーム、日本代表を作る仕組み、みたいなものが垣間見える。ちょいちょい、旧日本協会を批判している部分があって、チームドクターのくだりとか、もっと詳細を知りたくなった。2020/12/22
こーいち
1
☆☆2020/11/16
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- 和書
- 二重らせん 講談社文庫