内容説明
諸葉に迫る、刺激的な誘惑の数々! そして現世最高の発明家≪工廠≫アーリン=ハイバリー、遂に登場!! だけどその正体は……? ソフィアとも緊急密着するアメリカ編の第11弾!! ※電子版は文庫版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
40
アメリカ支部を襲撃した魔神級異端者討伐のため、ソフィアと共に渡米した諸葉は、アメリカ支部長アーリンと対面する。アメリカ支部の隊員達との親睦を深める諸葉だが、アメリカ支部から勧誘を受けてしまい……。去る者は追わずの方針のアメリカ支部は、他支部からの引き抜きで戦力不足気味であったが、雰囲気が各国の支部の中では一番明るく感じた。アーリンがセイバー達の武器を形成するIDタグの開発者であり、砲撃の火力も凄かったので、やはりランクSだなと感じた。ソフィアの苦悩を正面から受け止めた諸葉と仲間思いのアーリンが素敵だった。2016/10/25
よっち
37
三年生引退による戦力ダウンという状況で、出現した魔神級への対処協力を要請された諸葉がソフィーとともに渡米したアメリカ回。人見知りで変わり者の発明家アーリン率いるアメリカ支部局はアットホームな雰囲気で、誘惑されたり親交深めたりしながら共に戦う構図は、わりと分かりやすいお約束通りの展開。今回で諸葉の関係各国のドサ回りもようやく一巡して、結果的に各支部局のありようが変わっていった結果、対六翼会議で共闘関係に向かうだろうと思っていましたが、最後の状況からすると次回はおそらく諸葉にとって厳しい戦いになりそうですね。2015/02/13
Yobata
30
アメリカに現れた魔神級を退治するため、アメリカ支部長アーリンたっての希望でソフィアと渡米する事となった諸葉。アーリンの特異ぶりに困惑するも家族愛に満ち溢れたアメリカ支部に心を許す諸葉に、魔神級の正体がアメリカに関係する人物だと知り…。アメリカ編。最後のランクSであるアーティファクト生成者のアーリンも他に漏れずぶっ飛んだ性格してたけど、支部内の和気藹々とした関係は良かったね。優秀な諸葉の引き抜き工作が始まるもたらしの諸葉には返り討ちwミラお姉さんやノーマは定かではなかったけどチキは確実に落ちてたねwさすが→2016/03/08
アウル
23
アメリカ編。魔人級が出現したアメリカからの要請によりソフィアと共にアメリカへ行く諸葉。魔人級との戦闘よりもアメリカ支部のメンバーとのコミュニケーションがメインで書かれていたな。料理を食べる描写が妙に印象に残ったわ。次巻は諸葉や3年がいない中、六翼が襲撃してきてどう現メンバーがどう立ち向かうのか気になる。2015/03/11
水無月冬弥
22
あわむら赤光先生(@shakkosan)の #ラノベ ソフィー&アメリカ回でした。あいかわらず面白かったのですが、ちょっとだけ普段より微妙に感じるのは、サツキの出番がほとんどなかったからですね、もっとサツキを。そしてこれで諸葉はすべてのSランクと邂逅したわけで学園も大変そうだし、第2部はじまるのですかね? 2015/04/10