内容説明
巫女姫奪還を目指し、鎮星国へ向かう鈴花たち。半仙の元旦那様を自由にするため張りきる鈴花だが、一方黎鳴は銀鏡と指輪を返す機会を逃し続けてモヤモヤするばかり! 途中、立ち寄った梓水県には黒い噂のある県令と、≪无名≫と呼ばれる謎の集団が。警戒する黎鳴へ、鈴花は「あなたがここを掌握すればいいんです」――って女王様全開!? 言いなり中華ラブコメ、強気嫁に惚れ直す第10弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミホ
23
瑠璃龍シリーズ第10弾。なんというヘタレ爆発の巻なんだこの巻。どうしよう、スケコマシと名高い虎光さんがすごく大人に見える。前半ほぼダメダメじゃないですか、多分マブダチ泣いてるよ、ちゃんと涙流して泣いてるよ。という心配はありましたし、なんだかボスのようなお人も君臨しましたけど残り2冊で導は定まったようなので…とんでもなヘタレぶりやらかしてましたけど、終わりよければなんとやら?大丈夫かな。まあ、ヒロインかっこいいからいいのかな。太字はないのにどうしてあんなに抜けっぷりしか読後感残ってないのか(笑)2019/03/28
梅みかん
6
どこまでもヘタレていく黎鳴とは逆に、可愛くそして強くなっていく鈴花。最後は未来をもう一度誓い合う二人。虎光と采羅ちゃんもいい感じだし、虎光も黎鳴の朋友だけあって変態の片鱗が。物語もラストに向けて加速中。続きも早めに読むぞ!2016/10/25
cgatocairb
5
嫁と旦那のすれ違い…このお豆腐麻婆な旦那は、虎光のサポートあっても事件が無ければ人類やめて犬になってたな…良かったね事件があって。「ふたりでこの城、乗っ取っちゃお」という山賊嫁がどんどん強く頑張ってるのがけなげだ。2015/06/14
しゃららん☆
5
ラノベ。続きです。あとがきにあるように全力で前に進んでいるのですが、殿下のヘタレ度も鈴花の強さも強化されてます。無事にすれ違いが解消されたので、導師が難題として降りかかってくるんだろうなぁ。次も楽しみです。★★★★☆2015/02/25
うさぎや
5
10巻。ヒロインが王子様すぎる件。2015/02/28