内容説明
鈴花(りんか)と黎鳴(れいめい)は、青萍でようやく見つけた飛燕(ひえん)を取り逃がしてしまう。改めて『蒼天党』調査のため、怪しい鉱山に向かう黎鳴。しかし鈴花は彼に命じられ、宿で留守番をすることに。そこへ、突如飛燕が現れた！ 宮殿にさらわれた鈴花、彼女に迫る飛燕……「黎鳴様の名前を呼んでみてよ」って、そんなことしたら召喚の秘密がバレちゃう－－!? ついに大告白(!?)言いなり中華ラブコメ第4弾!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミホ
22
あれ…ヘタレが太字装飾されている（笑）これ以前からでしたっけ。詰まる所、えと、うん、あれか、作者の愛情がここにつまっていると？さて下巻。鋒牙さんの過去が重かった。このシリーズちょいちょい重いものをポンと放ってくる感じがあるんですが、ギャグ色の方がかなり強いので若干霞んで…いえ、個人的には大団円万々歳なので良いんですけどね。やっぱり平和な本なのか、いやでも重かったかな…いずれ次巻！2015/12/13
フキノトウ
11
峰牙さん辛い過去でした。・・・半仙ってしんどいんだろうな。2013/06/08
はなりん
10
２巻に渡る遠征編終了。前半は無自覚に人前でイチャイチャするも、ヘタレ王子とネガティブヒロインのおかげで微妙に思いがすれ違ってて、若干イラッとしましたが、後半ヘタレ返上で王子頑張りました＾＾。やっと・・・次巻からはラブラブ展開が期待できそうですね！今回は王太子も鋒牙も内面が見えて、今後二人の関係が楽しみですね。あと、虎光もいいキャラで今後も絡んできそうだし。楽しみです。2013/03/17
かや
9
初っ端からの太字のヘタレに思う存分笑わせていただきました(笑)鋒牙の過去や元陽の思いは切なかったな。だけど、それぞれの過去や思いが整理できたみたいだし、距離も縮まったみたいで良かった。娘の幸せを願う鈴花の父の姿に感動。黎鳴と鈴花はやっとお互いそばに居たいと自覚。無自覚にイチャイチャしてる時も良かったけど、自覚してからどうなるか楽しみ。あと、夕紅と真動もいい感じで嬉しい。虎光は本当に何者なんだろう？2014/04/07
くるくる
9
相変わらずの鈴花ちゃんと黎鳴王子のやり取りが好きです。安定のノリ。今巻の自分的見どころは、お花ちゃんだと思ってた王太子の葛藤とか、夕紅さんの恋ですかねー 夕紅さん！いつも余裕でそのぶん本気がわかりにくい感じなだけに、切ないというかなんというか。でもさすがに見る目あるって感じです。うまくいくといいのになー2013/02/19
