ファミ通文庫<br> 覇剣の皇姫アルティーナVIII

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ファミ通文庫
覇剣の皇姫アルティーナVIII

  • ISBN:9784047302303

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内容説明

皇帝の死後、第二皇子ラトレイユの即位が確実となり、失意に打ちひしがれるアルティーナ。さらには、帝都からの出頭命令でレジスが彼女の下から引き離されることに! だが、レジスは「戦争をなくしたい」というアルティーナの願いを諦めてはいなかった。皇帝の死を不審に思う彼はラトレイユの真意、そして彼の皇帝としての資質を見極めるため、たった一人で帝都へ赴く決意をする――。覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第八弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

46
ラトレイユ即位に対抗する為にレジス単身で帝都へ向かう話。今回は戦闘無なのでこれといった盛り上がりは有りませんが見どころはレジスとアルティーナがようやくお互いの事を意識し始めた所でしょう。ここに来るまで大分時間かかったな笑書店の話が出たりとこれから始まる戦の前の息抜き回的な扱いでした。しばらくの間はバスティアン、レジス辺りがメインっぽいしアルティーナの出番は減りそうですがこの新たな戦いがどうなるのか。次巻も期待です。2015/02/28

よっち

43
皇帝の死によって第二皇子ラトレイユ即位がほぼ確実となり、彼が即位すれば皇位継承権を失うアルティーナ。さらに帝都からの出頭命令でレジスが失意の彼女から引き離されることになる第八弾。今回の別行動で明確な自覚まではいかなかったものの、レジスとアルティーナがお互いを思う気持ちは認識したことで、今更ですがようやく第一歩を踏み出したのかなと(苦笑)彼女の選択肢はまだいくつかありそうですが、それがどういう形となるのかは、現時点ではまだ明確になっていないラトレイユの指針と、帝都に戻ってきたバスティアンの動向次第ですかね。2015/02/27

アウル

31
ラトレイユが皇帝に即位する事が決まる。そんな折、帝都からレジスに出頭命令が下り離れ離れになってしまうアルティーナとレジスだったが、事の真相を探るためにレジスは単身帝都へ戻る事に。戦いは無かったが次巻への繋ぎといった巻だったな。アルティーナとレジスお互いが少しは意識を持ち始めてきて恋愛方面もどうなるのか気になる所。バスティアンがそろそろ絡んできそうだし今後も楽しみ。レジスの本好きが結構危ないw誰か止めてあげないとw2015/04/03

Bellzerica

24
幕間回ではあるが、6~7巻ぐらいの戦争回よりよっぽど「このシリーズらしさ」が発揮されて楽しめた!「政略・戦争・ちょっとした恋・ダブル主人公」4つの大事な要素をバランスよく詰め込んできたという印象です。誰しもが待ち望んだ「彼」の本編再登場は大歓喜!ルナルパンドゥ次女が、後日エリーゼの前で「見られちゃったし…」とか言って修羅場を展開するのが楽しみですねw いやぁキャロルさんはチラチラこれまでも出てきましたが、イラストで見たらカワイイですねー。タレーランさんが本屋なのに珈琲を出してたあたりは笑ったw2015/03/05

わたー

24
★★★★★今回も面白かった。皇帝が崩御し、ラトレイユが皇帝即位の宣言を行ったことで、皇位継承の道が絶たれたアルティーナ。臆病から政争に対して後手に回り、失敗をしたレジス。彼らが目的と手段を履き違えず、前向きに進んでいこうと決意を新たにしたところにグッときた。大量の人死にが出た戦争を経験したことで、レジスの成長が見れたこともよかった。また、二人の関係もちょっとずつ変わってきているようで、続きが楽しみ。と、前半はカッコいいレジスを存分に堪能させてもらってからの、後半のいつものレジスには大いに笑わせてもらった。2015/02/27

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