ファミ通文庫<br> 覇剣の皇姫アルティーナVII 電子DX版

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ファミ通文庫
覇剣の皇姫アルティーナVII 電子DX版

  • ISBN:9784047299771

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内容説明

提督代理を任されたレジスの指揮により、ハイブリタニア軍から港町を奪還したアルティーナたち。しかし、敵軍の補給部隊はすでに出発した後だった。帝都を背負った要塞では第二皇子ラトレイユが、策士オズワルドの奇略により苦戦を強いられている。補給を届けさせるわけにはいかない……しかし、敵補給部隊の護衛は傭兵王の異名を持つ猛者だった。果たして、戦争の結末やいかに!? 覇剣の皇姫と読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第七弾!〈電子DX版〉として、電子限定の書き下ろしショートストーリー付き!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズ

63
帝都防衛の重要拠点である要塞で第二皇子ラトレイユは、強力な新型大砲擁する王国軍の足止めに苦心していた。一方、レジス達は要塞攻略の増援に向かう補給部隊を叩くべく追撃を行うが、傭兵王ギルベルト率いる精強な傭兵団が護衛する敵軍の守りは想像以上に厚く…。軍師就任頃から付いてきてくれた古株の兵達が続々と戦死し、自分の判断は本当に正しかったのだろうかと後悔の念に沈んでいたレジスが、アルティーナの優しい発破で覚醒する姿が良かった。久方ぶりに、枝のような細腕で超重量級の剛剣を振り回して戦う赤髪の戦姫の活躍が見られて満足。2018/09/29

よっち

49
港町を奪還したアルティーナたちは第四軍として再編され、帝都近くの要塞を攻囲しようとするハイブリタニア軍の補給を断つために動き出す第七弾。今回もこれまでと同様に本で得た知識から的確な作戦を展開していくレジスでしたが、やはり毎回そんな方法でいつもいつも上手くいくわけではなく、危うく大ピンチに陥りかけ、その責任の重さを改めて痛感した戦いでもありました。しかし突きつけられた事実の重さを思えば気持ちは分かるものの、ラトレイユの決断は今後の彼の行動に大きな影を落としそうで、帝国はこれからどこに向かっていくんですかね。2014/10/30

まりも

40
ハイブリタニアの補給軍、傭兵王との決着編。面白い事は面白いんですが強敵の傭兵王をあっさり倒したりと盛り上がりに欠けるのが残念。まぁレジスの策を気合と力で上回る辺りは流石は傭兵王といった感じでしょうか。これをきっかけにレジスが軍師としてどのように変化するのか。ラトレイユが大きな決断をした事でアルティーナとの争いが激化しそうだし次巻も楽しみです。傭兵王が捕虜になったのは今後の味方フラグかな?2014/11/01

アウル

32
傭兵王率いる補給隊との陸戦は、やっとレジスの本の知識を上回る敵が登場してくれたなと思いがあった。まあ、気合で破るのには笑ったが。肝心のアルティーナと傭兵王の戦いがあっさり決着ついてしまったのが残念だったな。最後の引きでラトレイユが大きく動いた事により帝国内がどうなっていくのか楽しみ。2014/11/03

ナカショー

29
アルティーナと傭兵王の戦いに決着。今回もレジスの策が冴え渡ってましたが、逆に出し抜かれたり戦死者が出たりと完勝とはいえない勝利にレジスも苦悩したりしてましたがアルティーナに励まされたりといいコンビ仲を発揮してて大変良かったです。ラストの展開は正直全然予想できなかったです。これからどの様な広がりを見せていくのかとても楽しみです。2016/10/20

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