内容説明
参謀オズワルド率いるハイブリタニア軍が、ベルガリア本土への侵攻を開始した。劣勢の帝国軍の援護に向かいたいアルティーナ達だったが、時同じくしてヴァーデン大公国が要塞へ襲撃を仕掛けてくる。レジスが一夜にして撃退する策を提案するも、アルティーナは宝剣を折られ、味方に負傷者が出てしまった。彼らは帝国を護ることができるのか!? そして、明かされるレジスの過去とは――。覇剣の皇姫と、読書狂の青年が織り成す覇道戦記ファンタジー第5弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
51
姫の剣が折られたり、レジス姉が登場したりもありましたが、辺境軍はやはり存在感からすると軽く見られがち。新兵器をうまく運用しながら戦うハイブリタニアに第七軍が大敗を喫したことで、皮肉にもようやく主導権を握れたのかなと。このお話は歴史的にも、戦術や兵器的にも転換期に差し掛かった時代が舞台。レジスは対処の選択が秀逸なだけで、立場として優位だったり、革新している側ではないので、だからこそ常に工夫を求められて、軍師の活躍する余地がある。舞台装置としてなかなか考えられてるなと思いました。次巻が本番ですね。楽しみです。2014/02/27
まりも
33
ハイブリタニアとの戦争開始。相変わらずの安定感ですね。アルティーナの剣が折れた時はどうなるのかと思いましたがレジス姉の旦那をここで出すためだったんだなぁ。権力だけを持った指揮官が一番の敵っていうのはよくあるネタだけど敵の最新兵器の脅威がよくわかって良かったです。次回は軍師同士の策のぶつかり合いになるのかな? 本番となる次回が楽しみ。2014/03/01
ナカショー
29
レジスの姉は何というか勢いがあって個人的には好きです。敗れたベルガリア帝国第七軍に対して放った最後のレジスの啖呵を切るシーンは少しなよっとしてたけど、レジスらしくてよかったです。次でレジスがどう動くのか楽しみです。2016/05/29
クロウ
29
戦記ものの一番の見所、大規模戦争が始まり、ますます面白くなってきた。頭の固い上層部、というのはお決まりのパターンだけど、やはり後半、主導権を握ることができると燃えるな。次回、強敵ハイブリタニアとの決着や、主人公チームの活躍が見れるようなので楽しみ。4巻でハイブリタニアの話をやっていたのが効いてくるね。2014/08/08
朝夜
22
読了。読んでいて安心感のある作品です。今回は派手さはないけれど地味に活躍するレジス君が久々に読めて良かったです。宝剣が折れてレジスの義兄が登場するとは思いませんでしたがw キャラが濃いなレジス姉(笑 戦いは次回が本番かな、続きも楽しみです。ところでエリックが超ヒロインしてるんですが次はいつ登場しますか?(マテ2014/03/09
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