内容説明
魔法使いゼルイークの力により、死とカエルの呪いからビミョーに解放された王女エルレインは、婚約者のアレクセルたちに囲まれ、賑やかな日々をおくっていた。そんな中、エルレインの初恋のひと――かつてエルレインの呪いに破れ、去っていった魔法使いシスティークが帰還した。もう逢えないと思っていたエルレインは戸惑うが、彼は、エルレインへの気持ちを捨てきれずにいるようで?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chat noir
5
魔法の世界観が緻密。カエル王子は実は良い奴かもと思った。王女は初恋にさよならして、ゼルイークは過去にとらわれたまま。ゼルイークの涙が印象的。舌戦は相変わらず面白い。2010/08/07
しゃちおおかみ
5
カエル王子は人心掌握のツボを心得てる、やはり腐っても(失礼)王族。エルレインは同等に言い合い、支えあえる人がいいと言ってるけど、そうしたらやっぱりそれは教育係のほうだよねえ・・・。しかし初版で読んだのだけど、校正はどうなっているのかな、騎士キリムがいきなりイリクになっていたり、話の筋からシスティークじゃなければおかしいところがゼルイークになっていたり。会話を読み取るのに苦労しているので、取り違えたかと戻り読みしたよ・・・。それでも、お話の面白さは損なわれていないけど。2010/03/19
りつか
3
コバルト年末年始読み放題キャンペーンにて2020/12/24
いたぞう
3
悲劇と喜劇のいいバランス。後半は一緒にほろりときました。緑色殿下は良い位置だけど残念‥そのままでいて欲しい。カエル本当良いなあ‥2010/09/03
ぬこっこ
3
第2作目。相変わらずの毒舌合戦は、個人的に大好きです。たまに誰が喋ってるのか分からなくなったり、地の文がよくわかんなかったりしますが、内容がいいので許容範囲かな。それにしてもシスティークの夢の話と、最後の劇の所には泣けた。そして好みすぎる設定には歓喜の悲鳴。でも切ないばっかりではなくて、アレクセルのようなお馬鹿キャラとの絶妙な感じがすごくいいと思う。結局のところ、レーンとくっつくのは教育係なのかな?先がものすごく楽しみです。2010/05/08
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