内容説明
小説&まんが満載! シリーズ初の短編集!! 王孫子アレクセルが遊びに行きたいと言いだした。大がかりな旅行は無理ということで、ゼルイークが皆を連れて魔法の世界に行くことになったが、そこは、それぞれの望みを叶える世界で――お決まりの四人&ジーニーの望みとは!? 表題作の他、魔法使いゼルイークが目覚めるきっかけとなった、アレクセルとの出会いを描いた「王子サマの初仕事」など短編3作&まんが80頁を一挙収録! 【目次】王子サマの初仕事/青殻宮の人々/汝、愛を疑うなかれ/聖者の祭典/恵みの環記念日/争奪! エルレイン杯 ~愛のカエル競争/夢で逢えたら/あとがき
目次
王子サマの初仕事
青殻宮の人々
汝、愛を疑うなかれ
聖者の祭典
恵みの環記念日
争奪! エルレイン杯 ~愛のカエル競争
夢で逢えたら
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らじこ
23
毒舌。皮肉。勘がいい。というと首を傾げる。小さな言い合いが舌戦で、皮肉と呼ぶには嫌みが足りない。もっと痛烈に、人を黙らせるような言葉での応酬を期待していたわたしとしては物足りないとも思ったのだけれど。この物語の面白さは皮肉ではないのだと気がついた。軽いスナック菓子のような味わいと、おバカなアレクセルの愉快な暴走にくすりと笑えることこそが味なのだろう。コミカルな描写に思わず肩の力が抜けてしまう。正直、この短編集を買った目的はカスカベアキラさんの漫画の方で、響野さんの文章は好みではないけれど楽しかった。2016/10/22
太郎
7
緑色満載!!ゴーリー兄様に笑った。雑誌で読んだ時から本になって欲しいと思っていたので今回の短編集は嬉しい一冊。 リオが格好良いが典型的な色男に(笑)。(『王女と女隊長のいけない午後』の影響?) 何となく勝手にシーラはエルレインに似てるのかなと思っていたので茶髪だったのが意外だった。2011/10/07
しゃちおおかみ
5
新刊予告でサブタイを見て、本編でゼル師が「眠る」のかとビクビクしてたら短編集でした~(笑) 。既出の短編とコミック、書き下ろしと満載。コバルトさんはちゃんとコミックを回収してくれるのでありがたいです。そのために雑誌買っちゃった位なので。アレクセルは緑色は率先なのにブタ化はイヤがるのね~、「原因」の差?。あとはたらしリオがスゴイ。そして大したことしてない上にこれからも「あんなことやこんなこと」としか描いてないのにニヤニヤ・・・自分のアホ。あと二巻の大山越えたらこのあたりをしっかり読みたい。書いてくれるかな。2011/08/31
なぷ
4
このシリーズは、カエルの存在があってこそのものだったのだ…! ってくらいにカエル満載。あと誕生日祝いから逃げるヘタレに爆笑。2011/11/07
りす
4
オルフェリオに吹いたw悪ノリしすぎな部分はあるので、好き嫌いは分かれそうだなとは思ったけど。 響野さんはこういう軽いノリのが本当に上手い。 どうでもいいけどこれだけカエルまみれなコバルトは後にも先にもこのシリーズしかないだろうな…。2011/09/04
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