集英社コバルト文庫 鳥籠の王女と教育係 永遠の恋人

著者名：響野夏菜【著】/カスカベアキラ【イラストレーター】

集英社（2015/02発売）

• ISBN：9784086013079

内容説明

王女エルレインの、死のカエルの呪いはなかば解けた。その矢先、父王ラバールが病床に伏してしまった。思いの外、元気な様子だが、教育係兼魔法使いのゼルイークは、エルレインを呪った魔法使いマニエールの気配がするという。呪いの矛先が父王に向かったのだ！　大事をとり、ラバールはエルレインの暮らす離宮で養生することとなったのだが、頼みのゼルイークには秘密があるようで!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[りつか]

コバルト年末年始読み放題キャンペーンにて。キャンペーンの存在を知ったのが遅くてここまでが限度だった。でも面白かったので、続きも読み切ろうと思う。完結してるみたいだし。

2020/12/24

[ムーン]

ゼルイークとエルレインの間で交わされた「光」の約束が来世でもまた必ず逢いましょうというようなロマンチックな約束ごとでときめいた。ときめいたけれど、その約束は婚約者のアレクセルが聞いたらショックだろうなwそんなアレクセルはほぼカエルwカエル同士の喧嘩には笑えた。

2016/01/04

[透馬なごみ]

エルレインとゼルイークが交わした約束が永遠なのかしら？今回呪いが一つ解けたことは良かったのですが、うむむ。よくわかってないことがちらほら。あと、オルフェリアは実はアレクセルを好きになるんじゃないか(むしろなってくれ)ってちょっと思っております。ゼルイーク以外とも毒舌戦が行われてたのでそれはすごく楽しかった。なんか今回色んな人の恋が目立ちました。

2015/12/30

[しゃちおおかみ]

まず、前髪下ろした王子にヤられました。でもって月光背負ってる先生にも射抜かれました。話も挿絵もほんとに好みなシリーズで、先を読まずにいられません・・・。廻りあう約束、切なさに苦しくなります。しかし、こうサクサクっと？エルレインの呪いが解けていくと、きっと（すっごい大変でしょうが）ゼルイークの呪いも解けて現世で幸せになれるんじゃないか・・・と期待を抱いてしまいます。

2010/03/21

[ねいこ]

カエルだらけ告白だらけの三巻。ゼルイークのことを考えると切なくなります。あと挿絵の王子を見てそうだ美形だったと思い出した。

2010/02/14