- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
盤上に魂を打つ! 故・村山聖九段の圧倒的生涯! ――棋界に、「次期名人この人あり」と謳われた天才棋士がいた。村山聖九段。昭和44年、広島県出身。幼いころより難病を患い、その限られた生を将棋だけに捧げ、29年の生涯を燃焼させた男。これは、そんな彼の魂の記録である……。孤高の天才棋士・村山聖の感動コミックドキュメント、第1巻登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
39
ず~っと前から気になっていた本。明日は4時半起きだから寝るつもりでいたのに・・吸い寄せられるように涙をこぼしながら読了。小さい頃から「生きることの意味」を考えながら生きなくちゃならないなんて。(私達はなんて幸せなんだろう)どんなに贅沢な生活しようとも毎日が生きることとの戦いだなんて。生きていられることが贅沢なんです。世界を見渡せばわかる。でも自分たちの周りには目もくれず不満だらけ。将棋の事はわからないけれど、生きることに・・残り少なくなってきたが・・真摯に向き合わねばと思う。2016/05/04
またおやぢ
10
十数年ぶりに再読。『どんなに攻められても、負けそうでも、踏んばって、考えて考えて探せば...必ずどこかにあるんじゃ...生き残る道が』 腎ネフローゼを患った村山聖少年が、病院で出会ったが将棋。友人が残してくれた詰将棋の詰み手は2七銀。81マスの宇宙の中に人生を展開する天才棋士の物語第1巻。”生きる”ことの意味を考えさせられるシリーズ。2016/05/22
ひかり
9
彼にスポットライトを当てた映画が出る、という時に初めて知りました。もし彼が病気に侵されていなかったら、現代日本に名を残しつつある羽生名人と渡り合っていたかもしれない。今でも競い合ってたかもしれない。でも、この作品では病院で過ごし、生きる道を探るという生き方からその将棋の方法にたどり着いたように描写されてます。2017/06/04
ちはや
8
電子書籍無料本。将棋のことは全くわからないけど先をよんでよんでよんでよんでよみまくらないと勝てないのよね。力が拮抗する相手ならなおさら。この映画は見たら泣きそうだよ。2016/11/30
白い駄洒落王
5
生きる!キツイ話だけど面白い。2013/07/18