ビームコミックス ペット リマスター・エディション 5

著者名：三宅乱丈【著者】

KADOKAWA（2015/02発売）

• ISBN：9784047262782

内容説明

『ぶっせん』『イムリ』と常に話題作を送り出し、唯一無二の個性を発揮し続ける鬼才・三宅乱丈の代表作、大きな話題を呼んだサイキック・ロマン巨篇が、全編にわたる徹底的な加筆修正と１５０ページ以上の描き下ろしクライマックスを加えた「完全リマスター・エディション」が、ここに新生！

数々の話題作を手がけるジェノスタジオによって、アニメ化が決定!!
監督を務める大森貴弘氏が10年以上、映像化を切望していた本作。
シリーズ構成は『夏目友人帳』で大森氏とタッグを組んだ、村井さだゆき氏。

【イントロダクション】
人の脳内に潜り込み、記憶を操る能力を持つ者達がいた。
彼らのその力は、事件の揉み消しや暗殺など、裏の世界で利用されてきた。
人の精神を壊すほどのその力は、同時に彼ら自身の心を蝕んだ。
彼らはお互いを鎖で縛り付け合うように、脆く危うい心を守った。
彼らは恐れと蔑みからpet（ペット）と呼ばれた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ton]

Kindle本。いやもう圧巻の最終巻。閉ざされたものが一気に溢れ出したかの様な怒濤の展開。特に桂木の隠された記憶が切なくて涙腺が緩む。どうにもならなくなった司の選択にも胸が込み上げてくるものがあった。禁断の領域に抵触した罰がそれぞれに降りかかったかの様な壮大で美しく切なく、そして恐ろしい作品世界。悟は大丈夫そうだがヒロキが心配。ブツ切り終幕に少々面食らっていたら、続編があるみたいで良かった。

2022/04/01

[あさひ]

何と三部作。まだ描かれていない。。

2019/01/31

[とも]

今まで読んできた漫画で一番心を鷲掴みにされた作品。複雑な話なのにそれぞれのキャラクター達の痛いほど想いが、ガンガン伝わってくる。　消し去りたい程悲しく辛い記憶も、自分を形成している大事なものの一つ。様々な思い出も、大事な人の想いも、全部抱えて自由に生きていくと決めたヒロキと悟は、能力者達の哀しいpetという連鎖を断ち切れたんじゃないかな。連鎖を断ち切ったこれからのヒロキと悟の戦いを、是非乱丈さんに描いてほしい〜！

2011/08/23

[解]

続編fishをコミックビームで読み始めて｢そろそろおさらいしきゃ｣と折角なのでリマスターエディションで再読。1巻のラストから既にハイテンポな展開が続きイメージを持つ能力者全員のヤマのリアル伏線回収で涙腺決壊。初読了やアニメもここで泣いたのに忘れてた。登場人物それほど多くないけど独特で複雑でめっちゃエモい話やねん。あとがきのビームがリマスターで巻いてfishに継続した話も感動。林も悟もヒロキも最高！

2023/11/16

[北白川にゃんこ]

まだ見ぬ第三部を目指して…！

2022/03/09