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内容説明
『ぶっせん』『イムリ』と常に話題作を送り出し、唯一無二の個性を発揮し続ける鬼才・三宅乱丈の代表作、大きな話題を呼んだサイキック・ロマン巨篇が、全編にわたる徹底的な加筆修正と１５０ページ以上の描き下ろしクライマックスを加えた「完全リマスター・エディション」が、ここに新生！
数々の話題作を手がけるジェノスタジオによって、アニメ化が決定!!
監督を務める大森貴弘氏が10年以上、映像化を切望していた本作。
シリーズ構成は『夏目友人帳』で大森氏とタッグを組んだ、村井さだゆき氏。
【イントロダクション】
人の脳内に潜り込み、記憶を操る能力を持つ者達がいた。
彼らのその力は、事件の揉み消しや暗殺など、裏の世界で利用されてきた。
人の精神を壊すほどのその力は、同時に彼ら自身の心を蝕んだ。
彼らはお互いを鎖で縛り付け合うように、脆く危うい心を守った。
彼らは恐れと蔑みからpet（ペット）と呼ばれた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北白川にゃんこ
5
共依存なのがペットなんだよなあ2022/03/09
よきし
4
事の発端の物語。そして林潰し後のPETたち。じょじょに狂い始める歯車。会社の恐ろしさが半端ない。そして真実がどこにあるのかもさっぱりわからない。ただただ、どこまでも転がりゆく異能のPETたちの必死の闘いに、ページを捲る手を止められない。どこまで行くのか、どこまでも先が見えない怒濤の物語。2011/11/14
笠
2
4.5 どんどん壊れていく司の精神。いや、最初から壊れていたのか…。「ペット」の「ヤマ親」に対する依存心は異常ではあるが、現実のメンヘラもこれくらい異常だったりするのがまたリアルな怖さというか、痛さというか、悲しさがある。要するに「悪者に利用されるメンヘラ」の話なんだよな、どこまでいっても。悟やヒロキはもちろん、司すら被害者なのはその通りだと思う。林は善良キャラだけど、やっぱり元凶の一人でもあるよ。2020/09/12
こっこ
2
桂木は要らない存在？とこの巻では 感じてしまうが…。 記憶を改ざんして間違いを起こさせる会社のやり方に 抗えない司。考えないようにする悟。 元々反会社的なヒロキは林と出会ってしまい 知ってしまうが…ヤマ親である司と離れることが出来ない。 ヒロキはどう選択するのか。2019/01/08
よしざね
2
小さい頃のヒロキと司が可愛い。絆が強いからこそ、ヤマを分け合ったからこそ、絡み合う想い。少しずつ、思惑が開示される巻。どうなっていくのか。2016/10/23
