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内容説明
『ぶっせん』『イムリ』と常に話題作を送り出し、唯一無二の個性を発揮し続ける鬼才・三宅乱丈の代表作、大きな話題を呼んだサイキック・ロマン巨篇が、全編にわたる徹底的な加筆修正と150ページ以上の描き下ろしクライマックスを加えた「完全リマスター・エディション」が、ここに新生!
数々の話題作を手がけるジェノスタジオによって、アニメ化が決定!!
監督を務める大森貴弘氏が10年以上、映像化を切望していた本作。
シリーズ構成は『夏目友人帳』で大森氏とタッグを組んだ、村井さだゆき氏。
【イントロダクション】
人の脳内に潜り込み、記憶を操る能力を持つ者達がいた。
彼らのその力は、事件の揉み消しや暗殺など、裏の世界で利用されてきた。
人の精神を壊すほどのその力は、同時に彼ら自身の心を蝕んだ。
彼らはお互いを鎖で縛り付け合うように、脆く危うい心を守った。
彼らは恐れと蔑みからpet(ペット)と呼ばれた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ton
7
Kindle本。こじらせ司の大暴走、最早自分自身で制御不能な域に達している模様。一方で戸惑いつつも自身の意志を崩さず判断出来るヒロキや悟との違いは大きい。林が悟を頼りに計画を練った気持ちがわかる。林から知らされた真実への衝撃と彼の思いに涙する悟の姿に胸熱。2022/03/31
北白川にゃんこ
7
何処までも利用されるつらみ…2022/03/09
よきし
3
狂った歯車は、PETたちを否応なく追い詰め、そして真実への糸口をもたらす。悟、司、ヒロキは、どう動くのか。林の伝書鳩は、彼らに何をもたらすのか。追いつめられたギリギリの環境で、それぞれの思惑がすれ違いながら、物語は最終章へ向かって駆け抜ける・・・はずですが、はたしてそんなことは可能なのか?次巻が楽しみです。2011/11/14
笠
2
4.5 面白すぎる。よくこんな話思い付くな…。林以下、司、ヒロキ、悟、桂木すらも…全員が全員、会社に翻弄されまくっていて、今のところ結局社長の一人勝ち。絶対に最後に断罪されてほしい。しかし、傀儡にされていたとはいえ、ヒロキや悟も罪がないかというと…難しい。2020/09/12
よしざね
2
林さんの存在感の強さの背景を知る。優しくて自らを投げ出せる、お父さんであり教師であり最大の庇護者。そんな林さんに育てられたからこそ、司も悟も人を愛せる人間になったんだろうなー。司が林さんを待ちすぎて闇にとらわれたのが辛い。2016/10/23