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内容説明
『ぶっせん』『イムリ』と常に話題作を送り出し、唯一無二の個性を発揮し続ける鬼才・三宅乱丈の代表作、大きな話題を呼んだサイキック・ロマン巨篇が、全編にわたる徹底的な加筆修正と150ページ以上の描き下ろしクライマックスを加えた「完全リマスター・エディション」が、ここに新生!
数々の話題作を手がけるジェノスタジオによって、アニメ化が決定!!
監督を務める大森貴弘氏が10年以上、映像化を切望していた本作。
シリーズ構成は『夏目友人帳』で大森氏とタッグを組んだ、村井さだゆき氏。
【イントロダクション】
人の脳内に潜り込み、記憶を操る能力を持つ者達がいた。
彼らのその力は、事件の揉み消しや暗殺など、裏の世界で利用されてきた。
人の精神を壊すほどのその力は、同時に彼ら自身の心を蝕んだ。
彼らはお互いを鎖で縛り付け合うように、脆く危うい心を守った。
彼らは恐れと蔑みからpet(ペット)と呼ばれた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橘
8
司……『愛憎』が凄い。司、悟、ヒロキは全員同じ林のヤマなんだな。林に見付けられなければ命も無かった司にとっての林は悟より大きいんだろう、けどロンが言ってたように、そんな林を潰せる司はやっぱり怖いです。桂木の闇も深そう。ヒロキの能力高いな。リマスターエディションで久々に再読しています。何度開いても、ドキドキハラハラな駆け引きです。2022/09/08
ton
6
Kindle本。孤軍奮闘の林の説得も虚しく、歪んでしまった司の反撃で潰される。ハイスペック次世代なヒロキと悟に迫る司の陰謀。バックの「会社」にとってペットは捨て駒、それは司も例外ではないとしか思えないので、司が一番哀れだなァ…。2022/03/29
北白川にゃんこ
5
催眠バトル!何だかよく分からんがすごいバトルだ!2022/02/17
よきし
4
徐々に明らかになる「会社」と潰し屋としての歴史。一人では生きられなかった彼らを支える強い絆と分断。悲しみの師弟対決は想像を絶する展開を迎える。さまざまな思惑が交錯し、誰も人を信じられない恐るべき世界。これは本当にすごい作品だなぁ。さすが。2011/06/08
笠
3
4 愛ゆえに林を潰してしまう司が悲しい。林に裏切られた(と感じざるをえなかった)ことについては同情するけど、ヒロキとベビー作りをして会社を利用して生きていくために、悟をどうにかしようと考えているのは、あまりに自己中心的だなぁ。この辺がロンが能力者とはまともな人間関係は築けない、とする要因なのだろうか。実際、ヒロキにしても悟にしてもまともな人間としての倫理観を備えているとは思えないし。しかし、会社が一番邪悪なのは間違いないけどね。2020/09/12