内容説明
織田信長が天下に驍名を轟かせた、桶狭間合戦を彩る古城の数々。今川義元に対抗するために信長が築いた五つの砦、徳川家康が守備を任された大高城、義元死後も唯一抗戦の構えを解かなかった鳴海城――百を超える城址を訪ね、戦国の波瀾に満ちた歴史の舞台裏を描き、古城ブームの先鞭をつけた、歴史紀行シリーズ完結。 ※当コンテンツは単行本『古城の風景 7―桶狭間合戦の城―』を電子書籍化したものです。※「古城の風景III」の続巻となります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
4
今回の本で最終回となっています。もう少し新潮社の雑誌(波)に連載してほしかった気がします。桶狭間合戦のお城で小さなところが多く愛知県の知多半島の近くにあるお城が中心です。昔の館という感じのお城ですね。2014/04/14
めぐみこ
1
愛知、知多半島とその周辺。 P174 “光のちがいを知ることも、古城址めぐりの楽しみのひとつである。”2017/03/03
やまほら
1
本文には、まだまだ古城巡りが続けられるような表現があるのに、帯に「完結」と書かれているのはなぜ?(しかもご丁寧に表裏に)。ちょっと調べてみると「波」の連載も止まっているようで、気になるところ。ずっと続けてほしいのに…。2011/09/14
onepei
1
連載は続いてるのにほんとに終わっちゃうの?2010/10/26
rbyawa
0
f131、そもそもこの連載、東海地方中心でせいぜい小田原(それも著者さんが好きな小田原北条家じゃなかったら怪しい)くらいしか出ておらず、最終巻でようやっと織田信長が世に出た桶狭間の合戦という、まだいくらでもネタがあるよね? という時点という気もするのですが「古城」というからそういう区切りになるんでしょうか。今川義元と織田信長の戦いは、前からなんで織田方が勝てたのかが不思議だったんですが、策もなく奇襲を用いた形跡もなく、今川方にもそこまで落ち度がないの? いや、鵜呑みにはしないつもりですが…ますます不思議。2015/05/26