半七捕物帳 二十九 熊の死骸

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半七捕物帳 二十九 熊の死骸

  • 著者名:岡本綺堂【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • ゴマブックス(2014/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)

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内容説明

弘化二年正月二十四日、青山の権田原から麻布、六本木、芝の三田から高輪までを焼き尽くす大火事があった。半七は子分の松吉とともに高輪に住む仲間を助けるべく火事の中、進むが、道中、熊に出くわす。その熊の前に若い女が飛び出てくるが、どこからか男が現れ、熊に飛びついている間に若い女は難を逃れる。
この若い女は、田町の備前屋のひとり娘・お絹という娘であったが、大火事も納まり、半七もすっかりこの若い女のことを忘ていた頃、このお絹が殺されたと、聞かされる……。