屍活師 女王の法医学（９）

著者名：杜野亜希【著】

講談社（2014/10発売）

• ISBN：9784063804447

内容説明

すべてのものが美しく映る、春。H市内で不良少年の遺体が上がる。その死因に不審を抱いた法医学者・ユキは…？　「そこまで好きになれて幸せ？」“光が強ければ強いほどよりその影は濃く――”研究室への新参者、瑠加（るか）の登場により、ユキと医学生・ワンコの越えられない溝がつまびらかになってゆくのか？　愛憎が蠢く死者たちの想いに、変人法医学者とダメ医学生が挑む杜野亜希の人気シリーズ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりもん]

レンタル。ワンコが人の心に同調しやすいのは以前からだけど、事件の真相をとくのに良かったという思いだけではないことが今回ハッキリしたな。見えない相手の殺意を含んだ毒を見つけても証拠もないしかわりにワンコが吐き気まで受ける心の闇の凄さ。ワンコは今後もそんな闇を引き受けていくのかなぁ。

2014/11/13

[くりり]

ワンコの特殊能力、人の心に同調しやすいだけではないんだろうが・・・

2014/12/06

[あっちゃん]

８・９巻二冊読了！医者モノの漫画って好きだけど、法医学系は更に好き！ここまで引っ張られると、女王様の秘密（？）は、別に知らなくてもいいけど？という気にもなってくる(笑)

2015/01/05

[きょん]

う～ん、事件の後味の悪さはともかく、ワンコちゃんて若い割にバイトなどで社会的に苦労しててメンタル強い印象があったんですよね。だからこそ、専門バカな女王様達と対極に位置する常識人キャラとしてインパクトあったのになあ。もちろん若いから今のキャラでも違和感はないけど。

2014/10/13

[ユイ]

最後の話はいやはや何とも。でもこういった仕事をしている限り避けて通れない道でもあると思うのですが。いろんなことを乗り越えてワンコには強くなってもらいたいものです。そういえば今回女王のお菓子、あまり印象に残らなかったな。

2014/10/13