内容説明
ゲーマーたちが最も熱くなる季節、夏。岸嶺たち現代遊戯部のメンバーは、ゲーム大会への参加を繰り返していた。そんな中、部員たちと比べて実力不足を感じていた岸嶺は、デバックのアルバイトを通じて知り合ったプロゲーマーのもとへ教えを乞いに行くことを決意する。 そして個人修行を終えて挑んだゲーム大会。夏休みということもあり、社会人が多数参加していたその大会には、かつて岸嶺たちと戦ったこともあるチャンピオンが強力なメンバーを率いて参加していたのだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
異世界西郷さん
28
この作品を読み終えて、先ずやったのがニコ動を開いて「DustelBox」と検索窓に打ち込むことでした。BF4の実況を見ましたが、本当に、流れるように相手が撃たれていく様は芸術的ですらありました。この作品のBF4プレイ描写も、DustelBox氏の動画を参考にしているであろう迫真の戦闘場面が展開されていてページをめくる手が止まりませんでした。こういう作品を読むと実際にプレイしてみたくなるから困ります。PS4買おうかな……。2014/10/09
まりも
27
今回はBF4を題材にした宵闇の魔術師回。読んでいてやりたいと思わせる内容なのはお見事なんですが1巻の時と比べて廃人仕様になってきてるのは気のせいでしょうか笑。岸峰のチート具合がどんどんすごい事になってきてはいますが宵闇の魔術師さんも本領を発揮しだして面白くなってきた。岸峰のライバルポジション確定ですね。個人的には幼馴染が空気すぎて残念だったけどいつも通りと言えばそうなのかもしれない。とりあえず次巻も期待。2014/09/13
アウル
21
BF4回。岸峰の覚醒が止まらない。何時もながら読んでいると妙にやりたくなってくる書き方はいいんだけれどもFPSや最近のゲームが多いので思わず懐かしいと思えるようなゲームも個人的に出して欲しいなと思う。まあ、許諾とれないと意味が無いからそこんところはどうしようもないけど。宵闇の魔術師が岸峰のライバルポジになったりと今後の展開も熱くなりそう。2014/09/12
Susumu Miki(Dik-dik)
21
全体として面白かったです。アルバイトの話は見覚えがあるのですが、電MAGAに載った短編の再構成ですかね? バギーがジープに化けたりとかその他、誤植っぽいのが結構ありました。校正頑張れ(笑)! これまでは基本的に章のクライマックスにしか使用されなかった岸峰君のソウルトランス記述が同じ章に何度か使用されるというのは新しい試みだと思いますが、視点の切り替わりとしても作用していて意外と読みやすいと思いました。で、今更ながら思うのですが岸峰君はやっぱりゲームの天才ですよね…。2014/09/12
Yobata
20
ゲームが熱くなる夏を前に岸嶺はデバッガーのバイトをしていたが校則で禁止されているのを知らず部活動停止に追い込まれかけるも実績を出すことでなんとか許されることに。数多く行われる大会の中でFPSのBF4に焦点を絞りプロの教えを請いながら準備を進めていたが大会には超強敵が…。今回はバトルフィールド4一本勝負!プロのレステルさんに弟子入りし、大会で見事活躍する展開は格ゲー回とほぼ同じだけど今回の相手は権田原氏率いるプロゲーマーチームで完全に格上だし劣勢に追い込まれるも一騎当千並みに一人でプロチームを抑えるほど。→2014/10/02