YA! ENTERTAINMENT 死神うどんカフェ１号店 二杯目

著者名：石川宏千花【著】

講談社（2014/08発売）

• ISBN：9784062694872

内容説明

命を落としかけ、心を閉ざしていた高１の希子の前に、突如あらわれた《死神うどんカフェ１号店》。死神である店長の星海九嵐の力で、“半分生き返った”元クラスメイトの亜吉良との約束で、希子は店へ通うようになる。九嵐の後輩だという店員の一淋と深海は、まだ九嵐を死神にもどすことをあきらめていなくて、死亡予定者を見つけては会わそうとする。その彼らにしかわからない命の危険が、希子に迫ろうとしていた……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mocha]

いい人（＆人の良い死神）ばっかりだったのが、ついに悪人登場。目黒先輩というユニークなキャラのおかげでちょっとだけ女子高生らしい楽しみもできた希子に、キケンが迫る…。相変わらずかまたまうどんが美味しそうだ。暑い日の流しうどんはちょっとくたびれそう。青いドレスは何かの伏線？みーたはどうなるの？回収できてない謎が増えるばかりです。

2015/09/25

[papako]

どんどん読みます。希子に同性の友達ができた！とってもキュートな目黒先輩。そして危険も。希子の選択が、素敵でした。

2019/07/02

[Nyah]

希子は夏休みも『死神うどんカフェ1号店』に通う為、母親に 「図書館で勉強してくる」口実を嘘にしない為、勉強してから店に通う日々。図書館で声をかけてきた同じ高校の先輩目黒志津香メグシーと話をするようになる。深海は彼女達がいるところを見て、注意をする。派手な子だからではなく、二人でいると仮の死亡フラグが希子に立つらしい。希子はそれでも目黒に害がないなら会いたいと言って‥。目黒の友みつるは嫉妬なのか、男を差し向け怖い事に。/亜吉良も希子も良い子だ。希子が笑ったり楽しい思いを封印していたのが、徐々に解放して嬉しい

2022/06/05

[ぶんこ]

シリーズ2巻目で新しく年配の須磨さんと先輩の目黒さん登場。心を閉ざしていた希子さんにも仲良くしたい友が出来たのがホッとするところ。ただ、親心としては頑な過ぎる生真面目さが不安。と思っていたら、危険な男性に脅されて毅然とできないのが歯痒かった。持つべきものは死神の友。危機一髪助けられました。落ち込んだ時の慰め隊「月太朗の「ギュッ」は、我が家の猫の特技。すぐに続きを読みます。

2017/11/05

[coco]

シリーズ2作目。交友関係がほんのちょっと広がり、それとともにモノの見方も広がった希子。今回は危ない場面もあり、ハラハラした。一番印象に残ったのは新キャラ・メグシー。強烈だった。でも、不思議と好感を持てるキャラ。

2015/04/05