ハヤカワ文庫JA<br> 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART1

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ハヤカワ文庫JA
天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART1

  • 著者名:小川一水【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 特価 ¥396(本体¥360)
  • 早川書房(2014/07発売)
  • ポイント 3pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150311599

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内容説明

「起きて、イサリ。奴らは撃ってきた。静かにさせましょう」いつとも、どことも知れぬ閉鎖空間でイサリは意識を取り戻した。ようやく対面を果たしたミヒルは敵との戦いが最終段階を迎えていることを告げ、イサリに侮蔑の視線を向けるばかりだった。絶望に打ちひしがれるイサリに、監視者のひとりがささやきかける――「人間の生き残りが、まだいるかもしれないのです」。壮大なる因果がめぐるシリーズ第8巻前篇。/掲出の書影は底本のものです

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文庫フリーク@灯れ松明の火

142
<カルミアン風に>ダダー・一水のもと、ぐっしょり1巻に繋がった慧眼に、この構築物を昇降の基盤は、放出される新刊待機の過程で、断定する全巻確保の命題です。→ここから平常文。登場キャラ全てに愛を込めて「まったく君達ときたら、どこまで私を夢中にさせたら気が済むんだ?」←引用元は秘匿(笑)最初のページでいきなり奇襲攻撃・断章八九。断章五までは記憶あるものの、断章はあと八十以上あるのか?そしてロードしてマージされる地球人類代表の彼は誰なのか?<メララ風に>わたしらぁ、こがーなことらなりおっても生きよるアクリラに→2014/10/11

みっちゃん

109
このシリーズで初めて泣きそうになった。ああイサリ、矢広勇理よ、あなたこんなひたむきな思いで、この世界に現れたのね…カドムを見つめるあなたの胸中に、こんな想いがあったなんて…イサリの視点で改めて、第1部と同じ世界を見回すと「なるほど」と思う事が沢山あって、作者の構成力の妙に唸らされる。「ジャイアント・アーク」という題名も、色々考えさせられて、興味深い。しかしラストのカヨのセリフが…早くも次号が待ち遠しいわあ。2014/06/07

夜長月🌙新潮部

58
両者をつなぐ希望の光であったイサリが戦争に突入して愕然としていましたが新たにスポットが当たります。よかったです。時代も空間も各勢力も複雑に絡み合いながら物語は進みます。大ボリュームの小説だからこそ、混迷極める世界を様々な角度から描き出せるのだと思います。2025/06/19

geshi

37
ⅡからⅦまでの話が第1巻に繋がる長い長い前フリだったのか!とうとうここに戻ってきたか!という感慨はひとしお。怪物的な外見とは裏腹に少女の心を持ったままのイサリが何を感じ何を考えていたのかが分かるごとに、辛さやもどかしさが伝わってくる。さすがに読んだのがだいぶ前なので内容を忘れている部分が多いが、作者もそれは分かっているようでパート1では情報の整理と語り直しの部分が多い。偽りの世界が壊れた先で、まだ見たことのない未来の姿がこれから描かれる堂々たる〝開幕”。2023/03/12

miroku

35
「メニー・メニー・シープ」のサイドB。ここではイサリたちの視点で出来事が語られる。哀しみはさらに深くなるが、希望も見える。急いで続きを読もう♪2016/08/01

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