ビッグコミックス らーめん才遊記（１１）

著者名：河合単【画】/久部緑郎【作】

小学館（2014/07発売）

• ISBN：9784091860484

内容説明

カリスマ料理評論家である母・よう子と、優勝できなかったらラーメンの道を諦め、母の跡を継ぐという約束をして、No．1女性ラーメン職人決定戦「なでしこラーメン選手権」に臨んだ主人公・汐見ゆとり。結果は僅差の準優勝。だが、審査に不備があった上での結果であって、真の優勝者は自分だと屁理屈を言い『清流企画』に居座った。すっきりしない状況を打破すべく、『清流企画』社長・芹沢の提案で、よう子とゆとりがラーメン勝負で決着をつけることに。その「ラーメン母娘喧嘩」の対決テーマは、「ワクワク・ラーメン対決」。結果は…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[海猫]

最終的には見事なラーメン論としてまとまった。ラストシーンの「節度」がなかなかに素敵。前作ラーメン発見伝と併せて考えると、芹沢という男を彫り込むお話でもあったな。私もかなりのラーメン通になれた。読んでなれた気がしてるだけなのはわかってるけど、そういう気持ち的な満腹感がありました。

2015/11/07

[オザマチ]

発見伝と同様に終わり方がすごく綺麗。この終わり方から新シリーズを続けているんだから凄いよね。

2025/03/06

[たっきん]

ニクいオチにニンマリしました。芹沢さん好きだ～！！

2015/03/20

[tak]

グルタミン酸ナトリウムの話は知らなかったな。美味しいものは、すべてに優先するね。

2014/03/28

[amatsu amaguri@フィリピン]

最後の最後に、化学調味料を出してくるとは、なんと素晴らしい。美味しんぼに対するアンチテーゼ的な！ 最後にラーメンふじもとが出てきて、お後がよろしいと思います。

2018/03/25