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内容説明
チカの友人にして乗り越えるべき目標でもあるヴィセンテ。
闘牛士一家の三代目として育てられた彼は一方でその重圧と
戦ってもいた。そんな中、実はヴィセンテが伝説の闘牛士・
フランシスコの息子であることが明かされる。
己の存在意義に確信が持てなくなったヴィセンテ。
そして迎えた正闘牛士になるための昇格式で、誰も予想だに
しなかった悲劇が…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たべもも
16
★★★★☆。ヴィセンテと『友達』になったチカ。ヴィセンテのは昇格式前に出生に関わるゴシップが報道され…。いやーっ、ヴィセンテが可哀想過ぎる。2015/02/26
たねひ
12
「生と死の境目」か…。闘牛を見たことはないし、血生臭そうで実際に見る勇気も持てないけど、おそらくはそこに魅力があるのだろうと思う。だけど一方で、ルナやエル・ガジョのような「必ず生きて帰る」という考え方もある。人間ドラマとして、この巻が一番面白かった気がする。ヴィセンテは、突然自分のアイデンティティを揺るがされて、それを乗り越えられたのにあんな展開とは…。2014/10/27
ぐうぐう
9
フランシスコ・ファリアが死んだ闘牛場でチカは、生と死の境目を知る。そして闘牛士として、自分もその場所に立ちたいと望む。それは、以前のチカならば、死への誘惑という理由からだった。しかし、今のチカは違う。「命をかけることと、命を無駄にすることは違う。英雄になりたきゃ生きてなるべきよ」。肉体的にも、精神的にも、痛みを知ったチカは、その痛みにより、死ではなく、生を実感するのだ。2014/10/09
ちるるん
9
ヴィセンテ…仲良くなれたのに、この展開は辛いな。。。2014/07/01
異紅狐
7
まさか、まさか、ヴィセンテ…チカの闘牛はあんまりなかったけれど、ヴィセンテの闘牛はが読めて嬉しかった…のに…ファン・ペドロとお話しする機会がこんな形だなんて…個人的に、セチュの髪が伸びたのが嬉しい。復活して欲しいな。2014/03/03