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内容説明
友人・ヴィセンテの事故に大きなショックを受けて、
自分の闘牛に集中出来なくなったチカ。
混迷の中、闘牛反対集会の先頭に立つ歌手・ジョラに出会う。
誘われるままに、ジョラと親密な関係になったチカはその後、
生活は荒れ、闘牛に対しても「殺すのが仕事だから」と嘯くように。
そんなチカの前に突如姿を見せたのは…?
生と死の境界線に立つ本格闘牛コミック、待望の第5集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たべもも
18
ヴィンセンテの怪我を目の当たりにして闘牛に対する気持ちが揺らいだ今巻。闘牛反対デモ主催者の歌手・ジョラに出会い益々揺れる。セチュが離れたのもとても分かるし、チカの気持ちの揺れも分かる。最後、ヴィンセンテの真っすぐ立って笑ったシーンが切なくて泣けた。セチュ、戻ってくれないかなぁ。2015/09/03
ぐうぐう
12
大怪我を負い、闘牛士としての再起が絶望的となったヴィンセンテ。チカは揺れる。闘牛士としての自分自身に。そこにえすとえむは、闘牛反対デモを登場させ、チカの揺れをさらに激しくさせる。その過酷さが、しかしチカの闘牛士としてのプライドに、または生きるという意識に火を点ける。絶望を知った者だけが、真の希望を見ることができるのだ。掲載誌「IKKI」休刊に伴い、行き場を無くした多くの作品のひとつである本作だが、次巻は描き下ろしで刊行される予定。ストーリーさながらの、これもまた再起だ。2015/01/03
異紅狐
8
いくつかの闘牛場が使われなくなったりしている現実も考えさせられる。 チカの中でしっかりと筋が通りつつあるみたい…次巻で終わりか…寂しいな…でも! 楽しみです! 悲しみの巻だったけれど、ヴィセンテの笑顔がまた見られたのは嬉しかった!2014/12/30
たねひ
6
今回は闘牛反対運動を扱っているものの、正面からの議論は避けたな、という感じがした。作中のチカの台詞の通り、「正しくなくてもいい」というのが作者の結論なのかもしれない。チカは、闘牛を始めた元々の動機が不純だっただけに、事あるごとに気持ちがぐらついているなあ。ヴィセンテが立ち直れたのが、嬉しい。男と女なんだけど恋愛ではない、2人の関係も興味深い。2015/01/01
幸音
5
ヴィンセントの事故でショックが大きかったチカが出会ったのは、闘牛反対運動と、その運動の先頭に立つ歌手ジョラ。反対運動のパフォーマンスは、言葉が出なかった。チカが彼女と親しくなって闘牛に対する姿勢が変わってしまって残念。しかもそれでセチュが離れていくなんて。でもそれ相応のことだとも思う。ただ、ヴィンセントが再び牛の前に立ち、語ったことが印象に残る。だからチカに向けた言葉が衝撃的だった。演説で「正しくなんてなくていい」と口にしたチカはやっと闘牛士の一歩を踏み出した。次巻で完結とのこと。まだこれからじゃない?2015/01/10
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