内容説明
ユミカの策にはまり、凍てつくディアナ城に閉じ込められてしまったミオたち遠征軍。窮地を切り抜けるため、ニーアはミオにとある策を奉ずる。一方、負傷したシエルのもとには、驚くべき人物が訪れて――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
9
今回は帝国への反撃回。アーティファクトだけで勝つのではなくアーティファクトを使って勝つための戦術を用意してくれたのは良かった。色々ツッコミ所はあるけどだいぶ改善されてきましたね。今回は肝心のユミカの出番がほとんどなくユミカのいない軍にかっただけなので消化不良感は否めないのが残念。戦術や展開に不満はないんだけどキャラの動かし方が残念かな。2014/02/23
わたー
7
感想埋め。今回は帝国への反撃回。アーティファクトの性能だけではなく、アーティファクトを織り込んだ戦術を駆使していたところは、ようやく軍師モノとして動き出してきた感がある。まあ、細かい部分はまだまだ引っかかるところはあるんだけど…2014/05/27
朝夜
7
読了。反撃開始の帯にワクワクしながら読みましたが微妙でした。ユミカに逆襲する訳じゃないのね… また新キャラが増えましたがそろそろ把握しきれないし、これだけキャラがいて性格が好みのキャラがほとんどいないとかちょっと笑えます(マテ 読んでて燃えないし萌えないんだよな-2014/02/24
晦夢
4
ピンチに陥ったシエルそしてミオ、形勢逆転を狙う4巻。主人公じゃないとこでラブコメが行われているじゃないすかやだ〜。どこかで見たことのあるようなシエルの秘策。なんだろうイマイチ盛り上がりに欠ける。2014/06/17
Hirapon
4
まぁそうなるよねぇ、という逆転劇。しかしこの展開は燃えない。何が燃えないって、逆転はしたけど逆襲した訳じゃないからね。そうなる経緯も、仕込みの部分だけしか描写していないから余計に盛り上がらない。結局のところ、ユミカとせめて心理戦くらいは描いとくべきだったかなぁと。戦記的な面でいうと、アーティファクトをちゃんと戦術に絡めて使いどころを描いたのは良かったと思う。細かい所言い出すと粗はあるけど、こういうのは雰囲気が出てれば◎。問題はやっぱりキャラクター描写があっさりしすぎてる事だなぁ。 2014/02/22