講談社文庫<br> 警視庁情報官 サイバージハード

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講談社文庫
警視庁情報官 サイバージハード

  • 著者名:濱嘉之【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 講談社(2014/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062777360

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内容説明

欧米に続き、秋葉原駅前の銀行ATMもハッキング攻撃を受け、不正に多額の金が引き出された。捜査指揮官の黒田純一は世界規模のサイバーテロを視野に入れ、犯人像を宗教関係者と睨み、海外へ飛ぶ。奴らの狙いは金か、それとも――今日的な犯罪の手口と、その恐怖をリアルに伝える傑作警察ドラマ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tengen

40
警視庁情報官シリーズ第5弾。 警視庁情報室を後進に委ね、自らは秋葉原を地元とする万世橋署の署長となる。 欧米の銀行ATMがハッキングされ、秋葉原にあるATMにも被害が発生した。 今回のターゲットはサイバーテロ。 事件に関わった黒田署長は古巣情報室と共に、世界を股にかける伝説のクラッカー「ビッグ・アルマジロ」を追う。2021/02/08

おいしゃん

39
今回も黒田警視の人脈フル活用で、爽快な展開。怪しいなとみていた身内はやっぱり… そして思いもよらない甘々なラスト! この緩急の付け具合が、濱作品の好きな理由でもある。2020/04/16

KAZOO

36
この本はここの読み友さんの感想を読んで、おもしろそうだと思い読んでみました。この作者のものとしては初めてでしたが、はまってしまいいっきょに読んでしまいました。ATMの事件から始まり、それがセキュリティ関連の事件ということで興味が尽きなく今後この作者のものをさかのぼって読んでみようと思っています。2014/08/10

Syo

33
いいなぁ。 さて他のは…。2021/11/28

Yunemo

26
黒田のスーパーマンぶりに、スカッとする読後感。目的が金銭であれ宗教であれ、現実に起こり得る事件、サイバーテロへの恐怖感は日々募ってきている現状。こうした背景の下での情報戦、追求すればするほどイリーガルな世界へ入り込んでしまう。この矛盾を自身の正当性でクリアして初めて成り立つんでしょうね。自身の倫理観の座標軸がぶれたら落ちるだけ。そんなことを考えてしまいます。信頼できる人からの小さな一言の積み重ね、これが出来ずにもがいている現状。楽しめるんだけど、詳細部分と雑駁部分の乖離に、ちょっと不満が残るのも事実です。2014/01/26

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