講談社文庫<br> 警視庁情報官 ブラックドナー

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講談社文庫
警視庁情報官 ブラックドナー

  • 著者名:濱嘉之【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062773973

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内容説明

旅行先のハワイで偶然、極盛会組長の宝田を認めた黒田純一。体調不良と噂されていた宝田は入国が禁止されているはずのアメリカで臓器移植手術を受けていた。何かある――臓器密売ルートを暴くため黒田はマニラへ飛び、部下はロスとアモイに潜る。スケールアップした捜査に舌を巻く警察小説の進化形!【文庫書下ろし】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

46
今度はアメリカをまたに臓器移植関連の犯罪への対応をしています。本当にスーパーマンのような主人公の感じですが、警視庁の様々な機能を具現化しているものだと割り切って読ませてもらっています。捜査手法などきめ細かに描写してくれているので飽きがこないのでしょうね。2014/10/20

おいしゃん

35
海外での違法臓器移植を捜査する黒田。 舞台が海外ということに加え、後進の育成、まわりや自身の環境の変化もあり、目まぐるしく新鮮な展開となった。 尾行の撒き方から、臓器移植のシステムまで、今回も知らない世界がたくさん。2020/04/09

tengen

34
警視庁情報官シリーズ第4弾。 今度のターゲットは臓器密売。 詐欺事件を解決した黒田はハワイで遥香と休暇を過ごすのだが、重病と噂され半年前から行方不明だった極盛会顧問宝田組長の元気な姿をを捕捉する。 帰国後、知り合いの紹介でフィリピン事情に触れると、宝田の姿がオーバーラップした。 「裏に何かある」そう直感した黒田は臓器売買の実態を探ることに。 ☆彡 事件調査とともに理事官黒田は栗原、内田、松原、山𣷹ら後進を育てる。2021/02/03

幹事検定1級

34
濱さんの警視庁情報館シリーズで「ハニートラップ」に続いて読んだ作品。 シリーズ4作あるようですが、順番に読んでいないのが残念。 ストーリーは臓器移植から国内外に様々な犯罪を重ねた壮大なスケール。 黒田室長が重要としている能力の一つ「想像力」から仮説を組み立て、情報により本説として組み立てていく。 今野敏さんの「隠蔽捜査」シリーズ同様に今後もこの作品を楽しみにしたいと思います。 さて、黒田情報官は所轄所長として次はどんな活躍をされるのでしょうか?(今野敏さんの隠蔽捜査の主人公竜崎さんも現在は所轄所長ですね)2014/09/23

Syo

33
これは面白い。 スケールがでかい。2021/11/27

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