講談社文庫<br> 警視庁情報官 トリックスター

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講談社文庫
警視庁情報官 トリックスター

  • 著者名:濱嘉之【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2012/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062771016

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内容説明

複雑に絡んだ詐欺の連鎖――「また一つ繋がった……!」こんな警察小説、読んだことがない!汚い詐欺師(トリックスター)たちが、裏社会で手を結んでいたとしたら? 警視庁情報室の黒田は、複雑な詐欺の連鎖を一網打尽にしようと、財閥婦人、新興宗教家、大物代議士らを追及していったが……。社会の実相を見据えた描写と、警察小説史上類を見ないエピローグに度肝を抜かれる、唯一無二の情報エンターテインメント!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

104
元公安の作家さんだそうですね。後半あまりにも安易に話が進みすぎ。大した努力も無しに重要な情報が次々と手に入るなんてあり得ない。こんな感じになりたいなぁ〜って作者の願望ですか?ちょっと酷いね。リアリティのかけらも無い。ここまで来ると笑うしかない?出だしは面白そうな設定だっただけに残念でした。★

KAZOO

45
この人の作品は4冊目です。もうすっかり虜になってしまっています。主人公の人柄がいいですね。あまり癖がなくて普通にいるけど能力は高い、情報網がすごいということで読後感もすっきりです。勧善懲悪で、まあ決着した後があまり詳細に書かないのもいいですね。解決までの道のりをうまく書かれていると感じました。2014/10/11

tengen

37
警視庁情報官シリーズ第3弾。 今度のターゲットは詐欺師。 企業投資、防衛関連、宇宙衛星企業、宗教団体や政治家、様々な詐欺案件が繋がってゆく。 そして警視庁を狙ったテロ。 黒田チームが冴える。 ☆彡 次はブラックドナー、テーマが見える(笑)2021/01/31

おいしゃん

34
今回は宗教法人による、警視庁本部への襲撃を阻止するため奮闘する黒田。作を重ねるごとにスケールがどんどん大きくなるが、リアルなためしっかり現実味を伴っているところが、この作者のすごいところ。2020/03/23

Syo

33
めっちゃ面白かった。 けど既読…。2021/11/26

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