電撃文庫 新フォーチュン・クエストII（3） ルブアシブの危機

著者名：深沢美潮

KADOKAWA（2014/05発売）

• ISBN：9784048661799
• NDC分類：913.6

内容説明

呪われた闇森でのクエストを終え、ルブアシブ僧院に戻ることにしたパステルたち。参拝客で大にぎわいの僧院の、おいしい屋台ごはんを楽しんでいた矢先、急にクレイが謎の熱病にかかってしまって!?　さらに僧院全体に熱病患者が出てパニックに！　感染拡大を防ぐため、僧院は封鎖されてしまった……。原因究明に頭を悩ませていたら、さらにモンスターの島国グレート・ライノ王国の大船団が僧院に攻め込んできて!?　謎の熱病＋戦争寸前状態！　このピンチをパステルたちはどう切り抜ける!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[makersat]

本書は前巻とは異なり、冒険要素はあまりない。戦争やパンデミックを危惧するも、どちらも深刻な事態にはならず、ＦＱののんびりテンポが健在である。もっとも、多少シリアスな場面もあった。ひさしぶりにトラップが真面目に語った気がする。謎の行商人もほんの少しだけ関わってきていた（ただし、進展はほぼない）。一点気になったが、トラップが活躍するためには仕方ないにしても大人が頼りなさすぎる。司祭長が寛容なのは好ましいが、言動に威厳を感じないし、国交術に疎すぎる。他の大人も同様だ。せめて司祭長レベルは頼りがいが欲しいと思う。

2015/05/05

[Mai Ishibashi]

サクッと読了。クレイの不運ぶりがよおくわかった1冊。に対してトラップはやっぱりなんやなんや美味しいとこをもっていくんだね(笑)新大陸での新しい冒険はこれからどんな展開が待っているのか...。次回はまた謎の行商人つながりになるのかなー♪

2014/02/19

[ブレーメン]

今回は、いや、今回も！トラップ大活躍の巻！口の達者さがこれでもかと、見よとばかりにパステルにアピール。違うか？パステルのキラーぶりも発揮され、クレイの不幸ぶりも発揮され、ルーミィの成長ぶりや、謎の行商人の再びの関わり。いやー、ちょっとずつ、前に。

2014/08/20

[かーわん]

クレイは可哀想に…相変わらずだし(苦笑)パステルとトラップがまた一つ打ち解けた感じがすごく良かった。トラップの戦争に対する想いに共感。本当に、戦争はうんざりですね。。。そしてラストは久々登場○○○○像！ついに物語も終盤に近づくのかな？？

2013/12/25

[fukuosaru]

今回はトラップ大活躍でした♪クレイは相変わらずで…☆カルカルの平気！も可愛かった。パステルも少しずつ成長していますね(*^^*)まぁ、神様はお騒がせの美味しいとこ取りな気がしましたが、しょーがないですf(^_^;なんだか次は急展開な予定とか。楽しみです＼(^o^)／

2014/02/04