内容説明
日本海軍は豪州における米軍基地の無力化を図るため、米豪分断作戦を実施。ブーゲンビルの無血占領に成功し、航空基地建設に着手していた。だが、突如としてＢ１７が大挙襲来。零戦が二〇ミリ弾で反撃するも、鉄壁の防弾装甲の前に阻まれ、戦線は膠着する。連合艦隊司令部は窮地に陥った南東方面艦隊を救出すべく、八八艦隊の出陣を決定！ 立ちはだかる巡洋艦「ハートフォード」、さらに新鋭戦艦「ミシガン」。 戦艦同士が死闘を繰り広げる中、決戦兵器としての望みを託された高速雷撃艇「瀑龍」が、混戦のソロモン海に突入するが……！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うめうめ
1
現実にもあった米豪分断作戦。うまくいけば欧州の戦線へも影響される作戦。 現実では、そこに足を踏み入れた日本は徐々に力が殺がれてくる。戦いはだんだん夜戦ばかりになってきた。2022/05/25
YS-56
1
遂に登場。これも八八艦隊ですな。前の世界線の無念、少しは晴らせたのでしょうか。2013/10/25
ｽｽﾞｷﾕｳﾀ
0
いよいよ南方島嶼部における死闘が始まる第5巻。相変わらず地味な展開が続くかと思いきや、後半は驚愕。しかし、いくらなんでもミシガン級は強すぎないか？前作でのルイジアナ級並の戦いぶりで、少し疑問を感じた。大規模艦隊決戦が生起せずともここまで引っ張る展開は上手い。次巻からいよいよ「死闘篇」。2013/11/06
