内容説明
欧州にて劣勢が続く独軍は、科学技術力を結集し、新型兵器V2、さらに衝撃の最終兵器の開発に成功した。一方太平洋では、トラックから撤退し進退窮まる日本軍が、情報参謀・磯崎稔の提案によりパラオに全戦力を集結。「大和」「武蔵」に加え近代化改装を終えた「劔」「燕」含む劔型四隻で一撃講和に最後の望みをつなぐ。対する米軍は、ニューハンプシャー級を始めとする新鋭戦艦九隻と新型探知機「ウェザーマン」を投入し兵力で圧倒せんとする! 著者作家生活20周年記念の戦記巨篇、ここに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うめうめ
1
とうとう最終巻、終戦編。 日本もアメリカも、全力で激突。その裏で。。。 ちょっと度肝を抜いた結末。 最後の江田島同期の会話が救いだったなぁ。個々が全力を出しても変わらないことがたくさんだろうが、みんなよく頑張ったと、褒めたくなる。2022/06/03
YS-56
1
18インチ砲という切り札は完璧に機能しましたな。それ以上の切り札が西の方で完璧に炸裂しましたが…ここは、彼女らの勇戦敢闘を素直に称えておくとしましょう。八八艦隊、永遠なれ!2014/08/23
スズキユウタ
0
最後の海戦も意外と盛り上がらず、あっさりと終了した印象。読後感が『蒼海の尖兵』+『海鳴り果つるとき』というか。前の『八八艦隊物語』よりも歴史IF色が薄まって「架空戦記」になった、ということか。筆者が戦後篇は書かないと明言しているので、次のシリーズを座して待つ。2014/08/28
Motoki Yuhara
0
結末が駆け足で残念。史実からかなり状況が変わっているにも関わらず、欧州情勢などは史実に準拠しているのがやや納得がいかない。巻数を増やしてもいいのでもっと精緻な想定があるといいなあ2014/08/22
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