内容説明
ソロモン海での戦局が悪化した日本海軍は、米豪分断作戦の中止という苦渋の決断を余儀なくされる。さらに、戦力をブーゲンビルに集中して巻き返しを図るも、レーダー射撃を駆使した米軍の攻撃の前に消耗戦を強いられ、敵にムンダ飛行場の建設を許してしまった。激しさを増すB29、P38の爆撃に、ブーゲンビルが陥落、ついにトラック環礁が空襲域に! 八八艦隊計画艦の半数を欠いて後のない連合艦隊は、竣工間もない「大和」投入を英断。太平洋の覇権をかけてミシガン級とニューブリテン島沖で激突するが――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うめうめ
1
とうとう突入した死闘篇・・死闘しているのはもちろん日本。各戦いでは善戦するが、大きな戦略としての戦争を終わらせることができない状態。さらに建艦能力としての国力の差。アメリカは二正面作戦しているので、ちょっと米軍作りすぎ、、と思わないでもないが、日本は小兵力士のように技で躱していくしかないのか・・2022/05/27
アオイ模型店
1
大和型戦艦、一番艦、大和。推して参ります! 2014/03/03
YS-56
1
どの鏡をのぞいても、ソロモンは貪欲に血と鉄を要求してきますね…。それにしても、本書後半での第2艦隊の戦術は、あれでよかったのかな。2014/02/22
三毛招き
0
ノビーの架空戦記でここまで大和型がストレートに強いのって珍しいというかかなり久しぶりな気がする。2014/04/09
八八
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金剛が沈み榛名は損傷。八八艦隊計画艦も…果たしてポスト八八艦隊計画艦の大和型は起死回生への一歩となるか。次巻も大変楽しみ2014/03/30