内容説明
「騎士王、貴女こそが皇帝に相応しい」―己の秘密を知る“誰か”の存在により、キルフ帝国後継者争いに巻き込まれたレティーツィア。そこへ、ずっと行方不明だったキルフ帝国第四王子・アルトールが姿を現した! なんと彼は『神殺しの魔法陣』を使ってレティを拘束。目の前で主君を奪われたデュークは、アストリッドと共にレティを助け出そうとするが……!? 最強女王伝説、強敵現わる第7弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
46
久々のデューク、アストリッドの活躍が成長を感じさせて良かった。そしてアナスタシアとの友情が続きますように。キルフ帝国でのお話が続いたので、兄弟成分が恋しくなりました(笑)。今後、デュークの独白を聞いてしまったレティーがどうするのか楽しみではあるのですが、ちょっと心配です。ラストの騎士達が勢ぞろいするとやはり楽しいですね!2013/10/03
莉芳
35
ただ捕らわれるだけじゃないレティはさすが。結局自力で逃げ出してるし(笑)そしてデューク!凄く有能だったのね…!結末は予想外でした。まさかの化石軍師の悪巧みとは。亡くなった人の分だけ花を捧げながら一人一人に祈りを捧げたレティを語るシーンがとても好きです。毎回こんな心に響く場面があって引き込まれてしまう。同じく、アナスタシアが兄弟を断罪し自分が立候補するシーンも素敵でした。女性陣がとても格好いい!2014/10/09
はなりん
31
今巻では新たな騎士の誕生がなかった。てっきりあの人かと思ってたけど・・・。ハズレでした^^。帝国編は無事片が付き、デュークの想いに気づいたレティの動揺が今後どうなるのかワクワクします^^。でもレティだしなぁ・・・切り捨てそうで、なんか切ない展開になりそうだなぁ。遠征では兄ズが登場しないのでちょっと物足りないなぁ。やっぱり兄ズ達との絡みも欲しいなぁ。2013/09/15
JUN
28
今回も一気読みした!騎士達の活躍が目立ったなぁ。デュークの爆弾発言にワタワタするレティが可愛い。しかしこれ以上関係が縮みそうにない所が悲しいな。もしかしたらあの人は3年後にレティの騎士になるのかな。まだまだシリーズ続きそうで嬉しい。次巻が楽しみ。2013/09/17
秋製
24
シリーズ物。 今回の主役は2人いたな。と思った話でした。幼い頃から王になることを知っていたレティと全く思っていなかった新しく誕生した皇帝。今回は王の騎士に加わる人材にめぐり合わなかったのですが、別なところで気になる展開が発生したので、新たなる騎士候補の登場と待ちわびた天界に目が話せなくなってきました。2013/12/31