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内容説明
不振が続く北海道☆テレビでは、小倉部長の発案で新番組「夕方ビッグバン」が始まり花子もそのスタッフに。
ひぐまテレビの攻勢も激しくなる中、花子らは前代未聞のドラマ企画「北のさくら」に挑もうとするが、社内からは反対意見が続出。
一方、山根は「バカ枠は、酷使しすぎると普通の人になる」という事実に気が付き・・・！？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムＴ
120
ふ。ふふふふふ・・・。ヤ～バ～イ～ｗ公共の場で読んで、不審者と化してしまったｗｗｗ前巻は個人的に被害を被っていた山根にシンクロし過ぎて素直に笑えない部分も多かったんだけど、この巻での雪丸被害者の会の拡大っぷりはライバル局・ひぐまＴＶにまで及び、いっそ清々しく「やっぱり佐々木倫子さんの作品って好きだ～♪」と思える最終巻になっておりました。ＨＴＢ（北海道テレビ放送）視聴者としては、夕方の情報番組合戦とかが笑えないレベルでリアルに感じられたのですが・・・深読みはしないでおこうかと思います（笑）面白かったです♪2013/12/17
masa@レビューお休み中
107
バカはいつまでも続いてほしい。バカって永遠にそこにあるから安心できるんだと思う。バカ枠でテレビ局に入社した雪丸の物語も、これが最後と思うと寂しいですね。どんなミスをしても、どんな間抜けなことを言っても、もう終わりだから仕方がないと思ってしまうんですよね。手稲山がテレビ局の送信所になっているの知らなかったですね。そうそう、最後に雪丸渾身の仕事っぷりは見てもらいたいなぁ。果たして、この雪丸の活躍ぶりを見て、北海道に住みたいと思う人がどれだけいるのか。『銀の匙』を読んで憧れる人はたくさんいそうだけどなぁ。(笑)2013/08/09
みち
57
えぇっ？今回で完結なの？もっともっと雪丸と☆テレビの成長（？）を見てみたかったな。今のこのご時勢、「バカ枠」採用者は、一社に一人くらいは必要なのかもね。2013/07/30
ヒデキ
49
休みの日に一気に読んでしまいました。 何故か数か月積読になってしまっていました。・・・ バカ枠の一発逆転は、どこまで続いていくのでしょうか 何故か、続きが、とっても気になってしまいました。 続編・・・無いかな2023/06/11
fukumasagami
49
「反対です！」 「スポンサーがつかない！」 「大都会テレビの人気ドラマ再放送の裏です。数字が見込めない。」 「野球中継もあるのに、いまさら人出せないよ〜」 「人も金もない。無理でしょう。」 「みなさん反対とのことですが小倉くんはなぜこの企画でいけると？」 「おもしろそうだから。」 「そんな非常識な理由があるか！」 「…… 常識的な判断ほどおもしろくないものはない。 おもしろそうというインスピレーションを大事にできないテレビ局になんの意味がある！」2015/05/05
