内容説明
とある寒村で、青年と家畜が惨殺される事件が起こる。事件に“怪異”の存在を嗅ぎ取った御蔭神道は、高校生ながら英才と称される水谷理彩子を派遣する。彼女が現場で出会った発見者は少し年下に見える少年だった。 殺人現場を見ても落ち着き払い、冷静すぎるぐらい論理的な少年──九条湊に戸惑う理彩子。いつの間にか理彩子は少年のペースに引き込まれていくようになり。 湊と理彩子が出会い、初めて“怪異”に挑むことになった事件とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
74
今回の湊は真剣に怪異との勝負に挑んでいる感じ。解決は偶然の産物的要因が大きかった。今までは超越者のごとく振舞っていた湊を更に超越したような怪異が敵でハラハラ度はバッチリ。でも湊の非道ぶりが控えめなところはちょっと物足りない。2013/08/19
ううち
66
高校生の湊に萌えました(笑)意外と運動神経良いのね。沙耶ちゃんはニブすぎてユウキくんが不憫でならん。2014/11/21
水無月冬弥
50
#ラノベ ビギニング湊、まだまだかわいさが残っているなあ。今はアレだけど(笑) しかし、絶望的な展開からの大逆転が凄いなあ、えげつないけど。そして本編で活躍していないゆえに沙耶ちゃんがただの駄目っ娘になっているよ(笑)2013/07/31
ゆみきーにゃ
37
《購入》湊と理彩子の出会い。件の退治の仕方に不満あり〜。2014/06/26
はなん
36
10年前。ミナトと理彩子が出会う事件から始まる物語。今回は特にミナトの感情があちらこちらにこぼれていて、また一歩、人間味が増したな、とおもう。その解決策には背筋が寒くなる容赦なさを見せつけられたけれど。相変わらず読み始めたら最後まで走らないと我慢できないスピード感と面白さ。若者たちが活躍するのもいいけれど、大人たちの活躍のが好みだな、なんて思って楽しみました。2013/07/30