メディアワークス文庫 0能者ミナト＜10＞

著者名：葉山透【著者】

KADOKAWA（2016/11発売）

• ISBN：9784048924931

内容説明

強大な怪異をも一刀で斬り伏せる、美しき怪異討伐の手練、赤羽夏蓮。若き日の孝元が恋した彼女は、しかし怪異に絡む事件を経て姿を消した。その後彼女の行方を知った孝元は、一人の少年に出会う。その少年こそ、母譲りの強大な法力を持つ夏蓮の息子、赤羽ユウキだった。そして時は経ち、ユウキの前に彼の父と目される科学者が現れる。いわく、ある薬で法力を消すことができるという。それはまさに、科学で怪異をねじ伏せるがごとき事態。あろうことかユウキは薬の力で法力を失い、クラスメイトと怪異事件に巻き込まれてしまうのだった。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ゆみきーにゃ]

《購入》とうとうシリーズ10作目。ユウキくんがメインのお話、すっごく面白かった♪名前の謎にはワクワクし、最後までテンポ良く読了。次は湊メインで読みたいな～

2016/11/02

[水無月冬弥]

葉山透先生の　#ラノベ　スピンオフ的なユウキくんメインの話です。いやあ、ミナトが表にでないぶん、ジュブナイルで異能バトルしていましたね、最初はあまりにも切ない孝元さんの話に涙しましたが……かわいそすぎる。 全体的にいい話だったんですが、ラストですべてぶっ飛びました、翔太の本にはどこ？？？

2016/11/03

[ネムコ]

今回は詐欺師ヅラの湊氏は脇役で、中心になるのは法力少年のユウキ君。強い力を持つがゆえに苦労をしているのは知っていましたが、思っていたより更に複雑な環境に身を置いていたのだなあ。孝元さんはいろんな意味で形無し。最後にアラフォー三人組のコント&次回予告がなかったのが、ちと寂しい。しかし、このシリーズも10巻目ですか、おめでとう♪　末長く続くことを願ってますv

2016/11/23

[ううち]

第10弾。今回はユウキくんメイン。小学生だったのは覚えていたけど、年相応な学校生活のお話は新鮮でした。孝元さんの淡い恋のお話もよかったけど、湊は茶化しすぎ(笑)闇の貴公子もバレたらどうなることやら。

2017/08/02

[た〜]

自分自身と喧嘩する話。今回０能力者は脇役どころか端役状態。可愛げの足りない小僧の誕生秘話＆ヘタレ三十路男の初恋破局話。そのオチは読みきれなかった。なかなか切ない話。小僧は眼鏡を取ると美少女な委員長の彼女Getならず？

2019/08/31