講談社文庫<br> 奉行の杞憂 八丁堀手控え帖

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講談社文庫
奉行の杞憂 八丁堀手控え帖

  • 著者名:稲葉稔【著】
  • 価格 ¥607(本体¥552)
  • 講談社(2013/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062775649

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内容説明

独断専行、一匹狼の探索を得意とする若き隠密廻り同心・深見十兵衛。だが今度の遠山奉行からの命は勝手が違う。北町奉行所の同心の間で起きた刃傷事件と、禁制品の鉄砲所持が明るみになった捨訴。老中水野に取り入った目付の鳥居耀蔵に介入されたくない遠山奉行は、十兵衛に、同僚たちの内偵を命じた。あぶり出されたものは? 恨みを買っていた者は誰か? くせ者揃いの組織の闇に、若き十兵衛は斬り込めるのか? (講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

53
八丁堀手控え帖「奉行の杞憂」4巻。2巻、3巻をとばして読んでしまった。時代小説特有の剣劇シーンはないが、遠山奉行や鳥井耀蔵の陰謀説まで話は大きくなるが犯人は以外な者と動機も単純な結末、小さな手がかりを頼りに一つ一つ丹念に調べ真相に迫っていく過程が描かれ面白かった。2014/07/10

ぶんぶん

12
【図書館】遂に最終巻、と言うかこの後が出ていない。 相変わらずの「聞き込み」の連続、思い違いもあるが、それでミスリードと言う事でも無い。 全体の雰囲気を掴まないと物語性が無くなってしまう。 作者がどんな物語を構築したいかという思いを感じて読めれば良かった。 稲葉氏は、こういう書き方をする作家なのか、良く判らない。 あっちこっち引っ張って結局自己満足、増田文志郎も最後の最後まで判らない男で終わっている。 隠密廻りの役目をキッチリ描けなかったのが敗因かな、くどくどと重箱の隅をつついて、何もないという話だ。 2019/06/19

suzu

4
スゴイ大きな陰謀なのか。おもたらしゅーっと変な終わりかた。もひとつやなー。表紙の男前につられたなー。2019/04/15

誰かのプリン

3
主人公である隠密同心 深見十兵衛がかっこ良かった。 内容は今一つ。犯人を特定するまで引き延しすぎ。2016/06/09

ひさか

1
シリーズ4巻め。6章構成の長編。大きな陰謀の影の中を隠密廻り同心の十兵衛が真相を解き明かし解決します。面白かったですが、こうまで解かなくても、少しは、謎も残しておいても良かったのかなと思いますが、そういう訳にも行かないですね。次巻も楽しみです。2013/08/18

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