講談社文庫<br> 隠密拝命 八丁堀手控え帖

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講談社文庫
隠密拝命 八丁堀手控え帖

  • 著者名:稲葉稔【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2012/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062771269

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内容説明

春うららの鎌倉河岸。隠密廻り同心高村新三郎が死体で発見された。本所見廻りの深見十兵衛は、遠山奉行から後任に抜擢される。定町廻りと違い、単独行の多い隠密廻り同心。高村は誰に狙われたのか。恩人高村の岡っ引きらを譲り受けた無外流の“ぶらり十兵衛”は、先輩同心の無念を晴らせるか。熱き心で切れ味あざやか、傑作捕物帖! (講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

54
八丁堀手控え帖「隠密拝命 」1巻。隠密廻りらしくない主人公十兵衛さん、元見廻り同心ゆえかなかなか面白いキャラで楽しく読めたかな。2014/07/07

ぶんぶん

15
【図書館】稲葉氏の作品は初めてと思う、何やら前作の続きの様な物語。 なにわともあれ、隠密廻り同心に初めて抜擢される、ぶらり十兵衛の話を楽しむ。 初めての作家、初めての作品、どれどれ・・・面白かった、ストーリーも見せ場も、過不足なく面白かった。 清廉潔白でもあり、手心を加える度量も併せ持つ、なかなかの人物を構築している。 2巻目以降にも期待が持てるシリーズかと・・・2巻目の「囮同心」に行こう。2019/06/14

ひかつば@呑ん読会堪能中

4
世話になった隠密廻りが水死体であがり、その後釜として犯人を追うというお話で、変なのを読んだ後のせいかストレートな内容でやたらと面白く、呑みながら一気に読んでしまった。「ぶらり十兵衛」という割にはそんなシーンが少ないなと思っていたが、どうやら前作があるらしいので、そちらも探してみるか。かる~く読むのに丁度いい。2012/12/25

ソババッケ

3
北町の隠密廻り同心が主人公の捕物帳「八丁堀手控え帖シリーズ」の第1作目。2作目の「囮同心」の方を先に読んでしまった。本所見廻り同心から妻子がいないことを理由に隠密廻りに抜擢された深見十兵衛。奉行の遠山景元は着任したばかり。十兵衛行きつけの居酒屋「三味せん屋」の女将・お仙はいい女。隠密廻りは同心としての最高職。それだけに難解な事件を特命で受けることに。今回は前任者の事件を追い見事に解決。1巻1事件の設定だけに、中だるみの感が否めないが、今後の展開に期待する。新たな脇役も必要だが・・・。★3.02012/06/11

あかんべ

3
2008年の作品の文庫化。本所見廻り同心だったぶらり十兵衛が、隠密同心高村が殺されたことから後任となり、事件を追う。内容は探索、捕縛となるのだが、地味な正統派の作品。独特の色が薄く、解説を読むと色々な本の良いとこ取りなのかと勘ぐりたくなる。すぐ忘れそう。2012/02/22

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