ビッグコミックススペシャル 機動戦士ガンダム サンダーボルト（２）

著者名：太田垣康男【著】/矢立肇【原案】/富野由悠季【原案】

小学館（2013/12発売）

• ISBN：9784091853073

内容説明

いよいよ総力戦へまっしぐらとなったサンダーボルト宙域の戦局が、イオとダリル、ふたりのパイロットにさらに重い運命を背負わせる。
連邦の魔物・ガンダムに対抗すべくジオン軍が用意した驚異のMS、それは…！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

両足に加えて左手を失ったのにサイコザクの能力を引き出すためにあえて右手を切除するダリル...お互いの母艦を墜としにいく救いのない展開ですけど、補充兵で来た連邦の学徒兵何人くらい生き残れたんだろうか...過酷過ぎる戦い。イオのFAガンダムとダリルのサイコザクが激突。

2017/09/24

[とびほびこび]

歴戦の猛者達も未熟な若人達も紙屑のように散って行く、それが戦争。男むさくるしい中にも熱き仲間意識、憧れの対象、淡い恋心、それら全てを容赦なく刈っていくそれは残酷で哀しい。サンダーボルト宙域が連邦軍の攻勢によって制圧されようとした時に解き放たれた深紅の弾丸。見開きに描かれたサイコザクの姿には思わず身震いした。ジャズの歌詞と対照的にひり付く緊迫感はダリルとイオの決着が近い事を予感させられる。

2015/03/08

[カラシニコフ]

右手を切るシーンは映画の方が良かった。学徒出陣は、圧倒的にマンガの方が絶望感があった。 ★★★★★

2016/07/08

[河瀬瑞穂＠トマト教司祭枢機卿＠MMM団団長]

骨太なガンダムの第２巻。熱い。そして救いがない。今一番注目の「ガンダム」です。個人的にですが。

2013/05/30

[Hammer.w]

火垂るの墓を観ているみたいだ。英雄、ヒーローが、好きだからガンダムが好きなんでしょ。みたいな価値観が崩されます。はだしのゲンだ。戦争が嫌なら読まなければ良い。人間が好きだから読み進みたい。

2022/03/25