内容説明
2030年9月16日午前6時19分。研究学園都市・鹿鳴市郊外にそそり立つ巨大施設、原子力生物学機構・通称『ラボ』にて、深刻な事故が発生する。記憶を失くしたレスキュー隊の隊長・笠鷺渡瀬、そしてBCという特殊な能力を持つ高校生・天川夏彦。施設に閉じ込められた二人は、ついに邂逅し、生還のため協力し合うことに。最悪の極限状況の中で、壮大な人間ドラマが、いまクライマックスへ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ycm
3
完結。今までの全ての謎や登場人物の背景、過去に至るまですべてが解明されました。あまりにも過酷で不条理な運命を背負い乗り越えた彼らはきっと幸せな未来をつかむことでしょう、とキザなことを言ってみます。 濃密に設計されたストーリーと常時付随する緊張感、そして何より切なすぎる真実。人間って難しい生き物だなあと思いました。これは自分の中でベスト3に入るほどの傑作ですね(なんか読むたびに言ってる気がするけど)2016/08/09
プラス3
3
一気読み。ゲームは未プレイ。『デュラララ!!』とか『ラッシュライフ』みたいな群像劇が好きな人はハマるんじゃないかな。最期が完全にはスッキリしないところが少し残念。他の人のレビューを見ると、ゲームはゲームで面白いらしい。どうしようかな~。2013/07/24
どろぴー
2
小説版ルートダブル完結。ゲーム版にはなかった√Cの終わりから登場するとある”声”の正体もなるほど、小説だからこそのやり方ですね。良かったと思います。それぞれがそれぞれの信念を持ちつつも大団円に持っていく流れは素晴らしいの一言。まあ個人的に小説で描かれていない脱出直前のとあるルートが好きだったりするのですがまあそれは小説で語るべきことではないでしょう。ゲームはゲームならではのギミックで非常に面白いですし、小説は小説ならではの手法でこちらも面白いです。基本は同じ話ですがゲーム版もプレイして頂きたい作品ですね。2013/06/26
ぴよ(toyoneko)
1
全4巻読了。一つの物語が,様々な視点から再構築される様は面白くはあったが,幾ら何でも冗長に過ぎる。何度同じ場面を繰り返すんだ。また,キャラクターにあまり魅力が感じられず,そのため,延々と続く回想もキツかった2022/02/14
にゃぅ
1
読みやすく面白かった!みんなそれぞれ信念があってカッコいい!大事な部分でゲームと小説で(いたしかたなく)異なるようなのでゲームがきになるー。いつもの感じなら想像ついてるけど(笑)2013/04/17




