内容説明
「――私が、欲しいのだろう?」 竜の“花嫁(いけにえ)”となった小国の姫、澄白とその夫である白竜のシュトラール。ゴルト族の竜、ザフィアの情報から古王国に赴いた澄白たちを待ち受けていたのは、始種の骨を略奪した黒竜、サルグ・アーセファだった! 彼の真意が掴めないまま、澄白たちは古王国に滞在することになるが…。かつて竜(かみ)に愛された人の王の国で、澄白はシュトラールへの想いと向き合うことになって――。人気作第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はっぱ
22
驚愕のラストだった。いったい何が?・・これからどうなるのか?・・続きがすごく気になるラストだった。あまりに切ない。・・2014/04/23
ゆん
5
「永久」について悩んでいる上に、ザフィアに「人は人と」と言われてしまう澄白が切ない…確かにここでちゃんと考えなきゃならないかなぁ…って、思っていたら周りの事態が急展開し始めてしまった。衝撃のラストに続きが待ち遠しい。さて、次はさらなる「王子様」が出てきて澄白を翻弄するのだろうか(笑)楽しみ。2013/05/27
探花
5
ザフィア登場で澄白の環境がこれからどうなるのか気になる。人間の世界で生きるのか、竜の花嫁としてこのまま生きるのか。そしてその先にあるものは。ヘルツが良い子すぎて一緒に寝たい。ラストが衝撃的すぎるので続き待ち遠しいが次はいつなんですかね…2013/04/02
儚
4
選択肢というよりも、こうするべきだという提案を受けた澄白。竜の夫であるシュトラールのそばにいてもいいのか、人の国に戻るべきなのかという選択を迫られ・・・っていうのはこれが終わってからなんです?とりあえず後回しにしつつ、芽生えつつある恋慕に振り回される澄白。歪な女王の恋慕も気になるところ。そして衝撃のラストで早く続きを・・・!救済をください・・・!ヘルツがやっぱり良い味出してます。どうなる義父息子対決なるのか。なってください。異国の騎士も次回参戦かな?ただでさえ三つ巴状態なのにどうなることやら。人間は怖い。2013/03/31
果物牛乳2号機
4
嫁、自覚し始める。今巻は今まで以上にぐるぐる。旦那の視点が少なめだったのが残念ですが次回に期待。まさかのラストだったので次巻をやきもきしながら待ちたいと思います。2013/03/22