王子様と灰色の日々(3)

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王子様と灰色の日々(3)

  • 著者名:山中ヒコ【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 講談社(2013/03発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063805994

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内容説明

「この世で一番不幸なことは、人を好きになること」。そう思い暮らしてきた貧乏な女子高生・敦子(あつこ)は、失踪した大金持ちの息子・至(いたる)の身代わりとして、教育係の遼(りょう)とともに大きな屋敷で暮らしていた。しかし敦子は、至を憎む大悟(だいご)に正体を暴かれてしまう……! 「助けてほしい。でも言えない、身代わりだから」。敦子の悲痛な願いは、遼に届くのか……? 切ない思いが交錯する片恋ストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

114
今まで読んできた中で、一番少女漫画らしい展開に思えたこの3巻。遼の言動とその変化にかなりキュンときた。それにどんなことがあってもめげずに受け入れ、立ち向かう敦子の強さと健気さにはすごく共感できるし、応援したくなる。その他の人間の感情など見るにつけ、どんな位置にいようが何を想っていようが、理解を深めようとする気持ちがあればちゃんと伝わるし、誰しも他人には計り知れないものを持ってるものなのだよなってことをあらためて思った。残るは完結巻。至が真の王子様になり、敦子が真の幸福をつかんでくれることを望みたい。2013/09/05

エンブレムT

78
この巻は失踪した王子は登場せず、身代わりとなった敦子サイドオンリーな展開なので、純粋に少女マンガとして楽しめました。前巻でハラハラ度MAXにまで物語を盛り上げた大悟の本来の顔はちょっと意外だったけど、彼は敦子にも至にも絡める美味しいポジションにストンと収まった気がします。同じような髪形の黒髪2人なので、見分けがつきにくくて困りましたが・・・。物語を覆う切なさは相変わらず。でも、不穏な空気の中でのナレーション『しかし敦子は平気だった』の不意打ちっぷりには笑ってしまいました。打たれ強いヒロインは好きです(笑)2013/02/23

あーさん☆本に埋もれてます(⁠╯⁠︵⁠╰⁠,⁠)

35
身代わり中。2018/07/09

ちゃりんこママ

34
電子。あたしゃ、金持ちに同情する気が全く無い!ので、ひたすら敦子が可哀相なんだけど。苦労した分、優しいですね敦子ちゃん。亡くなった当主の愛人の子で家族と認めてもらえない遼も、現実にはいそう。まだ、どこでどう繋がるか分からないのでハラハラしながら次巻。2014/07/09

花結び

27
前巻があんな終わり方だったからだ大悟はどんなに嫌な子になってしまうんだろうと思ったけど案外いい子でほんとに安心した(;ω人)そして遼が自分の心に正直になって戻ってきてくれて良かったぁ。このちょっと冷めた感じなのにちょいちょい熱くなったりする遼がとっても愛しく思える。敦子が好きになるのがわかるな(〃pq〃)2014/12/22

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