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内容説明
貧しいが、明るい働き者の娘だった、キヨコ。キヨコは母をささえ、美味い飯屋を切り盛りしていた。最下層の出身で“命使い捨て”の殺し屋、小辰。キヨコは、縁あって小辰の朝晩の飯の面倒をみることになった。 夢中になってキヨコの作った飯を食う小辰。 読み書き算術を知らず、空腹になれば気絶するまでキヨコの飯を待ち続ける小辰。 そんな幸せな日々は、突然に終わる。小辰を殺し屋として育てた男、中田がキヨコの母を殺し、キヨコを自分と小辰の「家族」とするためにさらったのだ。それを中田から知らされたキヨコは二人のもとを逃げ出す。キヨコを捜しさまよう小辰。しかしキヨコは、小辰の手がもっとも届かない“ある場所”へと連れ去られていた―――
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
exsoy
38
再読。代わりはいても同じじゃない。ヒトとモノの境界が曖昧だからこその「よるくも」だったのに。2017/02/19
exsoy
30
キヨコの目が死んでる…2016/03/20
眠る山猫屋
15
暗い“森”の底でさ迷うキヨコは、もう帰れないくらい心の闇に堕ちてしまうのかな。 みんな壊れてしまう中で、百が意外に良いやつなのが救い(?)。小辰の理解の浅さが悲劇をうまなければいいのだけれど。キヨコにも中田にも、スペアはいないんだよ。2013/05/09
あっちゃん
14
全てを知り沈黙するキヨコ。失うことを恐れ始める小辰。どうなってしまうのか…?中田さん…(*_*)2013/09/19
十六夜(いざよい)
9
表紙の快活なキヨコが嘘のようなダークな内容続き。そうか、小辰は死んだら新しい人がまた出てきて居なくならないと認識しているから、殺しに対して罪悪感が無いのか。なんとも虚しい定義だ。死にかけていたキヨコが銃を向けたのは…。2016/02/13